エムズ通信 Aimss Journal

22年目の定期点検

社長 修ちゃん日記

S様ではご新築より22年が過ぎました。

振り返れば早いものです。

今、会社エムズは31年目を迎えています。

S様の建築時は会社創立より8年目です。

私もまだ少し若かりし頃。

設計から施工と走り回った記憶が浮かんできます。

S様宅は二世帯住宅です。

でも、そのお父様、お母様は他界され今は空き部屋となっています。

時代と共に家族構成が変わり空き部屋となったり部屋が足りなくなったりとの

変化は致し方ないものでしょうか。

設計時にはあれこれと将来も考えて計画に入れますが見通せないことは往々にあります。

 

家のトラブルで多いのは水回りです。

S様でも先日、「洗面化粧台の下が濡れている・・」と連絡がありました。

お伺いして確認してみると給湯管からの水漏れです。

配管部分の接続部はゴムパッキンで漏水防止になっていますがこのゴムパッキンの

劣化により水漏れの原因となります。

漏水は主に給湯管からです。

給湯管は熱湯が流れ、冷やされの繰り返しでゴムパッキンに負担が大きいものと思います。

今までの経験ではほとんどが給湯管からによるものです。

点検は水回り、床下を主にさせていただきます。

トイレのウォシュレットからの水漏れもよくあります。

生活部分は不具合があれば気づきやすいですがわからないところは床下です。

定期点検では床下をメインにチェックしていきます。

S様の床下の高さは低くとても窮屈です。

向きを変えて横に移動するのも大変。

 

今はこのころより5センチ床下の高さを上げています。

この床下の高さを上げるきっかけは約14年ぐらい前にできた長期優良住宅仕様によります。

「よいものをつくって、メンテナンスをしながら長く豊かな生活をおくる」こと。

それまでの家づくりは長期のメンテナンス計画のことは十分に考えられていませんでした。

長期優良住宅という基準ができてからメンテナンスの容易さを考慮した家づくりになりました。

その一つが将来メンテナンスに対応しやすいように床下を高くすることです。

 

床下点検は大変、真っ暗で狭く窮屈なところ・・

でも、隅々までチェックしていきます。

浴室ユニットバスの下、漏水はないかチェック!

22年ともなれば蜘蛛の巣も張っています。

移動には蜘蛛の巣をかき分けながらです。

排水管の水漏れもありません。

排水管の通っているところの移動はまたまた大変!

狭いこと狭いこと・・・

1.シロアリの被害はないか

2.床組みのひび割れはないか

3.土台に傷みはないか

4.漏水はないか

5.基礎コンクリートのひび割れなどないか

7.鋼製束のナットの緩みはないか

8.床下に異物はないか

・・・などなどチェックしていきます。

今回の点検では何事もなく良好でした。

S様にはこれからの安心して生活いただけます。

家も人の健康と同じで定期的な点検が必要です。

一年・二年と時の流れは早いもの、知らぬ間に過ぎれば思わぬことになっているかも・・

手遅れ、大きな問題にならないように、安心して快適な生活が送れるように、

日頃のメンテナンスは大切です。

お客様に長く安心して生活いただくことがエムズの責任です。

 

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