エムズの
木の家づくり
Concept
その1

快適な
住環境

湿度を保つ
「呼吸する家」

「木」は、森で生きているときはもちろん、姿を変えて家の柱・梁・床などに使うようカタチを変えてもなお、延々と生き続けています。木は湿度にあわせて水分を吸収したり吐き出したりしながら、室内の湿度を調整してくれるのです。これを、エムズでは「木が呼吸している」と表現しています。
この「自然素材の呼吸する家」にするには1つだけ条件があります。それは「家を閉ざさないこと」。せっかく「木」を使っていても、ビニールクロスで覆ってしまうと木は呼吸ができなくなってしまい、湿度の調整ができません。エムズでは、木が呼吸して湿度の調整ができるよう、木の呼吸を妨げない設計をしています。
木が湿度の調整をしてくれている室内は、人にとっても居心地がよく、身体にもやさしい空間になる。木の家の魅力の1つです。

空気の特質を活かして
「夏涼しく、冬暖かく」

夏、屋根が熱せられれば地面との温度差が大きくなります。このときに上昇気流が発生します。屋根が熱せられ温度差が大きくなるほど、空気の流れは速くなります。この流れで熱気を排出します。冬は屋根と地面の温度差があまりないので空気の動きは止まります。その為、空気は外周りを覆う保温材の役割をしてくれます。
空気の流れによる家づくりの仕組みにより機械にたよらない、ゼロエネルギーで快適な室内環境を実現させます。室内も自然素材を使うことにより健康的で深呼吸の出来る空気環境になります。床下・壁・屋根とつねに家の周りに新鮮な空気が流れるように空気の通り道を作ります。

木とともに
住環境をつくる
「自然素材」

エムズでは木以外にも自然素材にこだわっています。
現在、日本の家屋の内装はコストと施工性の面から、90%以上がビニールクロスで施工されています。エムズでは自然な通気と断熱性のある和紙クロスを積極的に採用しています。シックハウスのような化学物質による室内汚染がなく、自然な通気と断熱性があり、独特の風合いが温もりを感じさせる自然素材です。
壁材には調湿・保湿・断熱・防露・遮音・脱臭などの効果がある珪藻土を活用しています。特に調湿効果は抜群で、室内の湿度が高くなると湿気を吸収、乾燥状態になると湿気を放出し、急激な湿度変化を防ぎます。

断熱材には断熱性はもちろん、調湿性・防虫性・防音性・耐火性にも優れたセルロースファイバーを用いています。ダンボール古紙・新聞からリサイクル生産される環境配慮型断熱材で、人にも環境にも優しい自然素材です。無垢材に塗り込むワックスには蜜ロウとエゴマ油だけで作られた「未晒し蜜ロウワックス」を使用しています。撥水効果が抜群で、持ちも良く、何より身体に安全です。