エムズ通信 Aimss Journal

T様では新築より８年を迎えました。

先日、Ｔ様より「羽アリ（シロアリ）のようなものを部屋で見たので調べて・・」と

ご依頼をいただきました。

丁度、８年目の定期点検とも重なり床下調査をさせていただきました。

結果、床下はきれい状態でシロアリなどの心配はありませんでした。

エムズでは床下の薬剤散布は一切行っていません。

建築基準法では「地面から高さ１メートルの範囲を床下、壁などに薬剤を

散布すること」と決められています。

でも、特例事項があって薬剤散布をしなくていい施工方法があります。

シロアリも原因をなくせば被害にあうことはありません。

劇薬である薬剤を散布しても保証期間は５年と明記されています。

５年ごとに散布することは少ないとしても家族が生活する場所に

薬剤散布は健康によくありません。

基礎コンクリートと土台の間に基礎パッキンという部材を敷いています。

写真でも外な明かりが見えますが２センチの隙間がありここから外の空気が床下に

流れてきます。

土台は基礎コンクリートから２センチ浮いた形です。

全周換気といって床下全面にこの隙間から新鮮な空気の出入りがあります。

コンクリートは湿気を吸いやすいので土台などはコンクリートと密着しないことが

大切です。

シロアリの気配もなく一安心。

続いて漏水調査もしていきます。

ユニットバスの下部です。

異状なくきれいな状態です。

床を支える束のチェックをしていきます。

ナットが緩んでいれば床鳴りの原因にもなります。

結果、床下では何事も異常なく無事に８年目の点検も完了です。

Ｔ様より困りごとの相談を受けました。

トイレの便座フタが壊れたと言われます。

開閉するときに支える両側の軸が折れています。

さっそく修理依頼をしました。

こうした事例は珍しく私は初体験です。

外壁もきれい状態です。

ベランダは建物いっぱいに長くとっています。

奥様のこだわりです。

晴れた日には布団をいっぱい干したいので・・ということで。

いついつまでもご家族のご健康と共に、家も健康であってもらいたいと思います。

Ｔ様にはご新築時「家の中の空気が軽い・・」と言っていただきました。

きれいな空気はご家族の健康を守ります。