エムズ通信 Aimss Journal

つくる責任!!

社長 修ちゃん日記

新築より9年目を迎えたK様にて定期点検をさせていただきました。

新築より年数の浅い時にはほとんど不具合、トラブルはありませんが、

年数と共にメンテナンスの必要性は高まります。

定期点検は毎年実施しています。

K様でも昨年、定期点検をさせていただきましたがその時には異常がな

かったところが今回は3か所トラブルがありました。

 

エムズでは定期点検の重点チェックポイントは床下です。

日頃、目にすることのできない床下には家の重要な部分が潜んでいま

す。

もし、異状があってもその異常には気づきません。

そして、気が付いた時には大変!大変!ということになります。

30年前の創業当初からお引渡し前の床下掃除、定期点検には床下にもぐ

っての点検をし、慣れた場所ですが毎回、大変です。

床下でのチェックポイントは

1.床の鋼製束の緩みはないか

 緩んでいれば床なりの原因となります。

2.給水、給湯、排水管からの漏水はないか

 もし、漏水があっても気が付くことはありません。

 床下はプールになります。

浴室、ユニットバスの下部です。

ユニットバスといえど完全ではありません。

30年の間に2件の漏水を発見しました。

3.床組みに割れ、亀裂はないか

 もしあれば耐震などの構造に影響します。

4.基礎コンクリートにひび割れはないか

 もしあれば大変!、耐震などの構造に大きく影響します。

5.シロアリの発生はないか

 シロアリの発生があれば基礎部分に蟻道が見えます。

 結果、床下には異常は見えませんでした。

室内でのチェックポイントはやはり重点は水回りです。

キッチン、洗面、トイレなど

ここも普段は器具の中に配管が入っているので漏水があってもほとんど

気が付きません。

気づくのは床に水が流れてきて・・ということになります。

設備の奥にある給水管、給湯管、排水管のチェックをします。

今回の定期点検での異状は3点

1.浴室窓の開閉レバーが不調で窓の開閉ができません。

 しばらく前から窓を閉めることができずに開けっぱなしだったと   

 いいます。

 翌日、修理にお伺いして窓の開閉ができるようになりました。

2.床下点検口の引手の異常です。

 ネジが外れてグラグラです。

3.ドア引手の不具合

 ネジが外れて引手部分がグラグラです。

 これではドアの開閉がスムーズにいきません。

これは私でも修理ができます。

ドライバーでネジを締めなおし完了です。

1年前には異常がなかった点も今回は3か所の不具合がありました。

即、メンテナンスをさせていただき不便は解消しました。

 

■これは不具合ということではありませんがやめておいたほうがいいと

事例です。

換気扇の吸い込み口に汚れ防止のフィルターを貼っています。

確かに機械の内部に汚れは入りにくいですが換気扇の機械にすれば吸っ

ているのに入り口を覆っているので十分な吸気能力が発揮できません。

機械は吸えないのでより力を入れて吸い込もうとしますが、悪循環です。

機械に余分に負担をかけることになり寿命が短くなります。

気持ちはよくわかりますがやめておけばいいと思います。

毎日の快適な生活には必要なメンテナンスは大切です。

そして早期発見、早期対処が何よりです。

これからもご安心してお住いいただけますよう努めてまいります。

 

 

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