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道路の方角はどこがベスト?東西南北で変わるメリット①南側道路

施工現場日誌

こんにちは、スタッフの吉田です。

土地の南側に道路が面しているので「南道路」、土地の北側に道路が面しているので「北道路」というように、道路の位置次第で土地の呼び名が変わるのですが、これに伴って間取りの特徴というのもかなり変わってきます。

それだけ道路がどの位置に有るかというのは間取りにも大きな影響があります。

そんな「道路」が東西南北のどの面にあるかで変わるそれぞれの土地のメリットやデメリットをご紹介したいと思います。

今回は、一番人気のある「南道路の土地」のご紹介から。

 

南道路の土地のメリットとデメリット

【メリット】

①南側が道路なので日当たりが良くなる◎

やはり南道路の一番のメリットは日当たりの良い家になるということ。

敷地の南側が道路でスペースができるため、隣家との距離が広くなり、日の光が入りやすくなります。

日が入りやすくなることで家の中が明るい家にすることが可能となりますし、冬場の寒い時期も太陽の光で家の中を温めることができるようになります。

そのため、南道路の土地というのは人気の土地になります。

 

②見栄えのする外観の家にしやすい◎

南道路の土地に家を建てた場合は外観も良い家になりやすいというメリットもあります。

南側には大きめの窓を付けることも多いので建物にメリハリが出やすくなりますし、バルコニーも陽の当たりやすい南側に配置することが多いため建物をアレンジしやすいからです。

特に南道路で間口の広い家の場合は見栄えのする落ち着いた雰囲気の家になるケースが多いです。

 

 

【デメリット】

①土地の価格が高い×

南道路の土地の場合、メリットの部分で見てきたように人気が高く、その分だけ価格が高くなるという傾向があります。

土地探しから家づくりを始める場合は土地の価格が高くなるというのは悩むところ。

また、南道路は人気があるので土地が出てきてもすぐに売れてしまったというケースもよくあります。

このように南道路の土地は少し手に入れにくいのがデメリットになってきます。

 

②道路から見えやすいのでプライバシーに配慮する必要がある×

また、南道路の土地の場合、道路から見えやすいのでプライバシーをしっかり配慮する必要も出てきます。

広い土地であれば道路から家まで距離があるので道路から家の中がよく見えるということはそれ程無いですが、道路と家の距離が近い場合は窓を開けると道路からよく見えてしまうなんてケースも・・・。

間取りでは日当たりの良い南側にLDKなど家族が集まる場所を配置することが多いので、日当たりとプライバシーの両立というのはかなり重要なポイントとなってきます。

 

 

また家だけでなく、庭のプライベートも取りづらいという点も。。

お庭でプールやBBQをするにも、道路を行き交う車や人の視線があると気になってしまいますよね。

視線をカットするための植栽や目隠しフェンスを設けることで解消できますが、その分外構の工事費も高くなってしまう可能性があります。

 

③庭と駐車場が一緒になってしまうこともある×

南側に道路があるので庭と駐車場が一緒になってしまうというケースもあります。

小さいお子様がいらっしゃる場合はお庭から駐車場への飛び出しの危険性もあるため、柵をしたり、車の出し入れの際にはお庭の様子を確認できるよう植栽で視線を遮らないようにする、など注意が必要です。

 

まとめ・・・

明るく人気の南道路の土地ですが、間口が狭い土地に南側玄関をもってくると意外とリビングの窓が幅広く取れず暗い・・・なんてことも。南側にLDKを幅広く取りたいなら横幅が広い土地を選ぶか、その他の方角の道路の土地にして吹き抜けや高窓で解消する方法も考えてみてもいいかもしれませんね。

またお庭と駐車場の位置も重要なポイントとなりそうです。快適性と明るさをとるか、安全とプライベート感をとるか、どこを重視するかでご希望に合う土地を選んでいただきたいと思います。

以上、南道路のメリット・デメリットでした!
土地選びで迷っている方のご参考になれば嬉しいです(^^♪

次回は次に人気の「東道路の土地」のメリット・デメリットをご紹介したいと思います!

 

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