こんにちは!スタッフの桑村です。
先日、朝の番組ZIPで徳島の善入寺島のヒマワリが紹介されていました。
今月いっぱいが見頃だそうです。
行ってみたいな~🌻
家づくりにおいて、どんな工法で建てるかはとても重要です。
家の大事な骨格で、ハウスメーカーや工務店など建築会社の特徴が顕著に表れる部分。
工法には在来木造住宅、2×4(ツーバイフォー)住宅、鉄プレハブ住宅、RC造住宅などがあります。
現在、徳島では新築の約85%が在来木造住宅、日本全体でも約80%が木造住宅だそう。
日本の面積のおおよそを占める山、その山から切り出された木材で、日本は古くから家を建てて
きました。
木材が持つ断熱性や調湿性などの優れた点が、四季があり高温多湿な日本特有の気候にピッタリ
だからです。
安価な外国産材もたくさん輸入されていますが、日本の気候風土ですくすく育った国産材で家を
建てる方が、安定した耐久性を見込め、永く快適に住める家になります。
では「日本の風土に合った木」とは何でしょう。
代表的なものが、桧と杉です。
桧は木目が美しく、高い耐久性を誇ります。
また、緻密でほとんど狂いがない硬い木なので、劣化が起こりにくく安定しています。
伐採後200~300年、強度が増し続けると言われており、桧で建立された世界最古の木造建築物、
法隆寺が今なお健在であることが、それを証明していますね。
水にも強いので木材が腐食しにくく、ヒノキに含まれる“αカジノ―ル”という化学成分が防蟻効果を
発揮して、シロアリの発生を防いでくれます。
エムズでは家全体を支える土台や床組み、外周部、すべての柱に桧を使っています。
次に杉。
日本の固有種で、軽くて加工しやすいのが特徴です。
木目が細かく、年輪が均一、長さも十分で耐久性に優れています。
比較的柔らかく加工が容易なため、構造材だけでなく造作部材や建具などとしても重宝されています。
また、空気を多く含むので木材の中でも特に熱伝導率が低く、断熱性がある万能木材です。
エムズでは梁や化粧材に杉を使用しています。
エムズでは国産材、中でも四国産の桧と杉を使いますが、他にも構造材としては松やチークなど
色々な種類があります。
国産材を使う理由は気候風土の他にもあって、それは薬剤が使用されていないこと。
外国産材は輸送の際、腐らないように防腐剤や防虫剤が注入されており、健康リスクが高いと
考えられます。
国産材であれば輸送期間が短く薬剤を使用する必要がないため、健康リスクがなく、住む人は
安心・安全・快適に暮らすことができます。
また日本の森で育った木で家を建てることは「日本の森を守る」ことに繋がります。
木材はしなやかで強く、実は鉄やコンクリートよりも丈夫だと言われています。
木が持つ温かさや穏やかさ、優しさは何とも言えない魅力を持ち、そして暮らしを快適にしてくれる
要素がたくさんあります。
エムズでは木の良さを存分に活かして、永く快適に、そしていつまでも住み継いでいただけるような
そんな家づくりをしています。