エムズ通信 Aimss Journal

注文住宅をご検討中の方へ~セルロースファイバーが断熱材として優れている理由~

家づくりのこと

こんにちは!スタッフの桑村です。

今日から6月、2023年が半分過ぎようとしている(゚Д゚;)

苦手な梅雨の時期ですが、元気に乗り切りたいと思います!

 

これから本格化する暑さ。

帰宅した時に家族の「おかえり」の声と同時に、爽やかで軽い空気が出迎えてくれたら嬉しいですよね。

高断熱高気密の家 株式会社エムズ

そんな「夏涼しく、冬ふんわり暖かい家」に欠かせないのが高い断熱性能です。

断熱性能は快適さだけでなく、光熱費にも影響します。

光熱費の上昇が止まらない昨今に於いて、断熱性能は最重なポイント。

断熱材には様々な種類があります。

①鉱物系

グラスウールやロックウールなどがこれにあたります。

防火性に優れ、コスパもよく、無機質なのでシロアリ被害も受けにくいのが特徴です。

難点はグラスウールは水に弱いので、施工が悪いと、壁内に入り込んだ水分によって断熱効果を

発揮できなくなってしまうこと。

②石油系

ビーズ法ポリスチレン系(いわゆる発泡スチロール)や、押出法ポリスチレン系、ウレタン系などが

あるボード状の断熱材です。ウレタンは吹付もあります。

ボード状なので施工がしやすく、水に強いのが特徴です。

③自然系

セルロースファイバーやウールブレス、シュタイコなどがこれにあたります。

セルロースファイバーは新聞紙などをリサイクルして作られたもの、ウールは文字通り羊の毛を

凝縮したもの、シュタイコは針葉樹の端材を固めて成形した木繊維断熱材です。

 

これらの中で、エムズでは自然系断熱材「セルロースファイバー」を使用しています。

セルロースファイバーは1950年代にアメリカで開発され、以降その断熱性の高さから、

とても普及している材料です。

セルロースファイバーの特徴の1つは「新聞紙をリサイクルして再利用している」こと。

資源が枯渇する心配がなく、人間と地球にやさしいエコで高性能な断熱材です。

セルロースファイバーについて

古新聞をふわふわな繊維状にしているので、どんな形状の壁にも隙間なく充填することができる

セルロースファイバー。

隙間がないので、夏は屋外からの遮熱を防ぎ、冬は室内の熱を逃すことなく、快適空間を

保ってくれます。

セルロースファイバー吹込み

セルロースファイバー 株式会社エムズ

断熱性能の他にも、セルロースファイバーの次のような特徴があります。

・優れた調湿性

セルロースファイバーには湿度を調整する機能があります。

湿度が高いときは水分を吸収し、湿度が低いときは水分を放出しながら、一年中壁内を快適な

湿度にキープ。

梅雨のジメジメ、夏のムシムシを緩和し、快適な室内環境を整えてくれます。

・吸音性

細かい繊維が集まっているセルロースには小さな空気砲があり、その孔が余分な音を吸収して

くれます。

室内の音が反響しにくいので、あるお施主様は「お気に入りのサウンドシステムからの音楽が

今までよりきれいに聴こえる」と喜んでおられました。

また外部からの騒音も和らぐため、夜ぐっすり眠れるんだとか。

・防火  

セルロースファイバーは火に強く、ガスバーナーで燃やしても表面が焦げるだけで、中まで

燃焼することはありません。

・防カビ・防虫性 

ホウ酸が加えてあるので、カビ・シロアリ・ゴキブリに強いのが特徴。

ホウ酸は食塩と同等というくらい人体には害のないものなので安心です。

・建物が長持ち  

先述したように、調湿性に優れているので壁内や構造体をいつも乾いた状態に保つことができます。

乾いた状態にあることでシロアリを寄せ付けず、腐朽するリスクも低減するので、結果的に

建物が長持ちします。

・エコロジー

新聞紙が原料なので、製造過程においても必要なエネルギーが少なくて済み、CO2の削減に

繋がります。

以上がエムズがセルロースファイバーを推す理由です。

高い断熱性能だけではなく、家を快適に保つための性能をたくさん持っているセルロースファイバー。

施工が難しく、グラスウール等に比べて少々値が張るのが難点ですが、生活の質が向上する

一端を担ってくれることには間違いない断熱材です。

家づくりの際にはぜひ選択肢に入れてみてください。

 

 

 

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