こんにちは。
スタッフの吉田です。
今日は現在進行中の現場の屋根(軒天)が完成したので見てまいりました。
杉板がとってもいい色です。
外壁の塗り壁との相性も良く、飽きの来ない上質な外観となります。
エムズではこの軒の出も外観に大きな影響を与えるため、慎重に決めております。
最近はこのような軒の出が少ないお家が多いかと思います。
サイコロのように真四角のお家もよく見かけます。
勾配が大きく、コロンとした外観が可愛らしい印象ですが、
一方で凹凸のないのっぺりした印象を受けるかもしれません。
その理由は軒の出が少なく、無駄に勾配が高いこと。そして階高が高いためです。
また軒の出が窓や外壁に日射や雨が直接当たるため、何十年後という将来のメンテナンスを考えるとあまりおすすめできないのです。
今回の現場では、軒の出を長く設定し、階高を圧迫感のないレベルで低く設計しました。
天井は梁を見せて、天井を高く見せ、無垢ならではの木の質感をより表しています。
簡単な切妻で表現しても、下の絵のようになり、印象が随分と変わってきます。
軒が低く出ていると落ち着いている外観になります。
ここにエムズの塗り壁、そして軒天の杉板貼りが加わると、
さらに和モダンな雰囲気がマッチしてかっこよく見えます(^^)
これは少し前の現場の写真ですが、イメージした軒の出たかっこいいお家になってきております。
これから外壁の左官が始まると一層変わりそうで、楽しみです(^^)