エムズ通信 Aimss Journal

屋根材はなにがいい?種類とメリットの紹介

施工現場日誌

こんにちは、スタッフの吉田です。

外観の中で目立ちにくいけれど、とても大切な役割を持つる部材、屋根。

時にはゲリラ豪雨と呼ばれる雨や嵐から家を守り、さらには真夏の照りかえる日射や冬の風雪から家を守ります。

今回はそんな屋根材の中でも、家を建てるなら必ず知っておきたい代表的な屋根材を、デザイン、メンテナンス、コストの面でご紹介したいと思います。

家を建てようと思う方はぜひご覧ください。

 

①化粧スレート屋根

化粧スレート屋根とはセメントと繊維を混ぜてつくる屋根のことで、現在ではかなりの数の家で化粧スレート屋根が使われています。

建売や低コストのハウスメーカーでの標準仕様はほとんどがこの化粧スレートです。

 

化粧スレートと天然スレート屋根の違いとは?

 

化粧スレート屋根は街中でもよく見かけるので、見たことがある方も多いのではではないでしょうか。

「カラーベスト」とか「コロニアル」という名前がついた屋根は、だいたい化粧スレート屋根に該当します。

メリット

化粧スレート屋根は表面の塗装次第でいろんな色を選べるので、デザインのラインナップが豊富です。

また、化粧スレート屋根は価格も金属屋根や瓦屋根と比べると安価なことが多く、さらにはパーツが少なく取り付け作業も合理化されているので、施工費も比較的安価にできます。

デメリット

しかし、化粧スレート屋根の寿命は短く、定期的な再塗装が必要になってきます。

場合によっては10年ほどで定期的な塗り替えが必要なことも多いので、デメリットを考えるとあまりお勧めできないところです。

 

②瓦屋根

日本で昔から高級屋根材として使われ

てきた瓦。

今では日本の和瓦だけでなく洋風デザインの家にかかせない洋瓦など、家のデザインに合わせた瓦を選ぶことが可能です。

メリット

基本的にはメンテナンス不要で高寿命と言う点がやはり一番魅力と言えます。

瓦は長期間の使用に耐えることができ、50年から100年ほど保つので、瓦を支える屋根の下地材の方が必要に応じてやり替えが必要になるくらい瓦自体は耐久性があります。

また、見た目も屋根材として特徴的で、大屋根のある家なんかでは瓦屋根があると見栄えがしますし、南欧風の家なんかではオレンジ掛かった色の瓦を使うのが一番マッチします。

デメリット

一方、瓦自体はかなりの重さがあるため、地震に強いとはお世辞にも言えないのがデメリットと言えます。

重い物が上に載っていると、地震で揺れた時にバランスがよくないためです。

そのため、強い地震が起こりそうな地域の場合は、瓦屋根を避けるというのも1つの選択肢となります。

 

③金属板屋根

 

金属板の屋根というと、やはり「ガルバリウム鋼板」の屋根が有名です。

エムズの標準仕様はこのガルバリウム鋼板です。

メリット

ガルバリウム鋼板の屋根は30年くらいはメンテナンス不要とも言われており、耐久性の高い屋根材と言えます。

外壁材でもガルバリウム鋼板を使うことがありますが、ガルバリウム鋼板は家の外装材として人気の材料です。

また、ガルバリウム鋼板の屋根は耐久性の他に、そのデザイン性の自由度が大きな特徴です。

理由は、化粧スレート屋根や瓦屋根は施工の関係上ある程度の屋根勾配が必要となりますが、ガルバリウム鋼板は緩い屋根勾配でも使用可能なのでデザインの幅が広く、特にシャープさを出したい時などモダンな雰囲気の住宅をつくるときにはベストの選択と言えます。

もう一つ、耐震性にも◎なガルバ屋根。重さが非常に軽いので、ガルバリウム鋼板の屋根は地震の時には有利な屋根材という側面も持ち合わせています。

デメリット

一方、耐久性は高いですが、表面に傷が付くとそこから錆が発生する原因ともなるので、長く性能を保つためには定期的なチェックは欠かせません。

特に海沿いなどでは錆が広がる前に張り替えを行いたいですね。

また、これは個人差があるのですが、金属なので雨音が気になる場合もあるので、寝室が2階にあって物音を気にするタイプな人の場合は、屋根の断熱材の厚みを厚くして音が少しでも聞こえにくくするなどの対策を取っておくと安心です。

 

まとめ

今回は屋根材についてご紹介してきました。

屋根材は実際には中々見えにくい部分ですが、雨や日差しから家を守ってくれる部分になるので、家の部材としてはかなり重要な部材となります。

今後の家作りの参考にしていただければと思います(^^♪

 

 

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