リノベーションの完成!
5月から始めた工事も完成を迎えました。
築30年の鉄筋コンクリート建物です。
30年前の生活と今では家族構成、生活スタイルも大きく変わっています。
南にある床の間、和室8畳は南に大きな窓があり冬は日差しが差し込み明るくポカポカと暖かい部屋です。そんな家の中で一番いい部屋が使われずに閉ざされたままでした。
Before・・
After・・
ご家族の生活といえば南側の和室の間に階段室があり、その北側のキッチン、ダイニングでした。冬は冷え冷えとする暗い部屋です。
今回のリノベーションでは明るさ、風通しを重点にキッチン、ダイニング、リビング、階段とオープンにしてご家族がどこにいても気配が伝わり、繋がる空間づくりを心がけました。
きれいな空気環境はご家族の健康にとって重要なことです。
仕上げ材はリノベーションと言えど新築の「呼吸する家」と同じ仕様です。
床は無垢フローリング、壁は珪藻土塗り、天井は和紙張りなどの自素材を使っています。シックハウスの原因を断ちます。
冬、寒い室内の3大原因!
1、床からの冷え
2、窓からの冷え
3、隙間
・・・・・
改善方法
1、床からの冷えをなくすには。
床の断熱工事をしっかりとして無垢フローリングを使う。
一般的に使われている建材の複合フローリングは熱が伝わりやすく、冬場、足元の冷えの原因とな ります。無垢の床材であれば冷えを防ぎ足裏の肌触りがここちよく感じます。
2、窓からの冷えをなくすには。
窓を一枚ガラスから二重ガラスに替える。サッシの性能も熱が伝わりにくいサッシ枠にし、ガラスの性能も高いものとする。
3、家の隙間をなくす。
よく気密性能を高めると言いますが、以前の建物の造りようは断熱、気密という意識があまりなく
古い家ではスカスカの状態をよく見かけます。
これらの3点を改善することにより快適な空間へと生まれ変わります。