エムズ通信 Aimss Journal

ウッドデッキVSタイルデッキ、どっちが良い?

施工現場日誌

こんにちは、スタッフの吉田です。

先日、外構を計画中のお客様からタイルデッキとウッドデッキどちらがいいの?と聞かれることがありました。

簡潔に結論を言えば、「コスパならウッドデッキ」「耐久性ならタイルデッキ」がおすすめですが、選ぶ基準は他にもたくさんあります。

そこで今回はそれぞれの短所と長所を詳しく比較していきたいと思います。

 

①ウッドデッキ

【メリット◎】

・価格が安い

タイルデッキより格安で施工でき、工事日数も1日あればほぼ完成する手軽さが魅力です。

高さのある場所にタイルデッキを作るとかなりの高額になるため、斜面に設置するならウッドデッキが適しています。

・木の温かみがある

独特の木の風合いと温かみ、ナチュラルなデザイン性は、天然木だけが持つメリットですね。

タイルデッキほど照り返しで熱くならないため、夏場に家族で過ごしやすいという特徴もあります。

 

【デメリット×】

・劣化が早い

日光や雨風で劣化するスピードが速く、定期的に塗装などのメンテナンスが必要です。

・メンテナンスが大変

腐食や虫害などの対策も含めて、購入後に費用が掛かる点は注意しておきましょう。

天然木はどうしても反りやささくれができてしまうため、転倒や怪我の危険性もあります。

耐久性の高い「人工木」のウッドデッキもありますが、BBQで火の粉が落ちると溶けてしまう難点も悩ましいですね。

 

②タイルデッキ

 

【メリット◎】

・耐久性が高い

タイルデッキの耐用年数は「半永久」と言われており、約20年で交換が必要なウッドデッキに比べて大幅に長持ちします。

・メンテナンスがしやすい

タイルデッキの耐用年数は「半永久」と言われており、約20年で交換が必要なウッドデッキに比べて大幅に長持ちします。

ホースや高圧洗浄機の水でサッと流せば汚れが落ちますので、メンテナンス性も優れています。

万が一、タイルが割れてしまったときも、1枚だけ交換すればよいため、ランニングコストも優秀ですね。

「ウッドデッキでBBQするのは不安」という方も、タイルデッキなら火災の心配が少ないので、安心して楽しめます。

 

【デメリット×】

・価格が高い

同じ面積で工事した場合、タイルデッキはウッドデッキより高額になってしまいます。

・滑りやすい

ウッドデッキに比べると雨や雪が降ったときに滑りやすく、転倒したときにタイルが硬いためケガするリスクもあります。

・高温になる

日光の照り返しが強いことも特徴であり、夏場はかなりの高温になってしまうでしょう。

外壁の劣化を防ぐため、フローリングの高さより10〜15cmほど下に施工するのが一般的ですので、段差が気になる方にも不向きです。

 

 

【結論】結局どちらがいいの?

タイルデッキとウッドデッキは一長一短であり、どちらが優れているかは人それぞれです。

以下におすすめポイントをまとめましたので、ぜひご参考ください(^^♪

タイルデッキはこんな人におすすめ!

掃除やメンテナンスの手間を最小限に抑えたい方は、タイルデッキがおすすめです。

半永久的に使える耐久性がありますので、20年単位で交換し、定期的な塗装が必要なウッドデッキより、長い目で見てお得な場合もあります。

玄関が近くにあり、アプローチがタイル調であれば、デッキもタイルにしてデザインを揃えると統一感も出ておすすめです。

普段の家事に加えてデッキの掃除もするのはかなりの負担ですので、ほぼメンテナンスフリーで清潔感を保てるタイルデッキは共働き世帯にも嬉しいですね◎

ウッドデッキはこんな人におすすめ!

できるだけ予算をかけずに外構をお洒落で便利にしたい方には、ウッドデッキがおすすめです。

DIYが好きな方なら自分で組み立てることも難しくないため、さらに費用をかけずにデッキを手に入れられます。

タイルデッキに比べて好きな形にデザインできますので、凝った設計にしたい方にも適しています。

「劣化する」という短所は、「風合いが増す」という長所にも置き換えられます。

しっかりメンテナンスすれば、木の風合いや質感はどんどん良くなっていきますので、「やっぱり木が好き」という方は、ウッドデッキがおすすめです。

以上、タイルデッキとウッドデッキそれぞれの特徴でした。

外構でお悩みの方に参考にしていただければ嬉しいです(^^♪

 

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