寒をいたむ
傷寒を大病と云う。諸病の内、尤おもし。わかくさかんなる人も、傷寒疫癘をわづらひ、死ぬる人多し。おそるべし。かねて、風寒暑湿をよくふせぐべし。初発のかろき時、早くつつしむべし。
「養生訓」 著:貝原益軒
日本の住宅は昔から吉田兼好の「住まいは夏を旨とすべし」という思想で造られてきました。
その結果、冬は寒い家になってしまいました。
冬の暖房はエネルギーの浪費も多いですし、それ以上に健康にも影響することが大きな問題です。
暖房した部屋とそれ以外の部屋の温度差が大きいことによる
「ヒートショック」で亡くなる人が年間1万人以上いると言われています。
その1:窓の性能が悪い → 高性能の窓、ガラスにする
その2:気密性能が悪い → 家の隙間をなくす
その3:複合フローリング → 無垢フローリングにする