エムズ通信 Aimss Journal

自然の中で・・

社長 修ちゃん日記

歩き遍路に出かけました。

今回は1泊2日のプチ遍路です。

20番札所鶴林寺から22番札所平等寺まで。

前回は19番札所立江寺で終わっていたので、今回はその立江寺からスタートします。

1番札所霊山寺から88番札所大窪寺まで歩き通せばいいのですが体力と時間がありません。

なので、時間を見つけて少しずつ進んでいきます。

JR立江駅まで行きそこからスタートです。

       

秋晴れの一日、気持ちよく歩いていきます。

今日の宿泊地、勝浦まで行きます。

工程は約13キロ。

その宿でイタリアから来たエンネリコと仲良くなりました。

食事のテーブルが一緒になったので「どこから来ました??」と話しかける

と、エンネリコは「I can’t speak Japanese」と言います。

黙々と食事をしながらなんとなくしらけた雰囲気が漂います。

そんな時、彼が携帯の自動翻訳機を持ち出して、「喋ってみろ」と

ゼスチャーします。私が携帯に向かって話しかけると英語に翻訳されます。

彼が言えば日本語に置き換わります。

便利な道具です。

それからというもの会話は弾みます。

バイバイ・・と別れて就寝します。

翌朝は山あり谷ありの鶴林寺、焼山寺に向かう山岳?コースです。

「一に焼山(焼山寺)、二にお鶴(鶴林寺)、三に太龍(太龍寺)」と言われる阿波の

三難所の一つです。

 朝7時に宿を出発。

山に登れば東の空が少し朱色に染まり輝いています。

勝浦の町がきれいです。

 勝浦と言えば「ミカン」。たくさんのミカンの木があります。

普段は車でスイ~と通り過ぎるだけなのでこんな景色には出くわしません。

まさに実りの秋です。

 

 

アケビを見つけました。

向こうのツルには大きなアケビが見えますが手が届きません。

   山を登ること約1時間30分。鶴林寺に着きました。

 次は向こうの山に見える太龍寺をめざします。

工程は6.7キロのアップダウン激しいコースです。

フウフウ言いながらも太龍寺にたどり着きました。

休憩をしていると、女子大生が「アンケートにこたえてくれませんか?」と

やってきました。私が答えていると、なんとここでエンネリコと会いました。

私が女子大生にイタリアから来た彼にもアンケートをお願いしてみたら?と

言えば、彼女も英語が苦手なようです。

そこで私の出番、エンネリコに例の携帯を出してもらいました。

ここからは旅は道連れ・・です。

次の平等寺までエンネリコと一緒に行きました。

山道では水がボコボコ・・と湧き出ています。

こんなの見るのは初めてです。

川の初めでしょうか??

途中でお接待を受けました。

会話が弾むほどではないですがにこやかに、無事に目的地である平等寺に着きました。

思わぬ同行二人に感謝の一日でした。

日常から離れた「不安、不便、不足、苦痛、危険」の歩き遍路ですが

たくさんの気づきをいただけます。

 

 

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