エムズ通信 Aimss Journal

漆喰のある暮らし

家づくりのこと

こんにちは、スタッフの吉田です。

家の内装を考えるとき、壁材は“空気感”を大きく左右する大切な要素。

その中でも、「漆喰(しっくい)」は、見た目の美しさだけでなく、暮らしを快適にしてくれる力を持っています。

最近はクロスが主流ですが、漆喰には“自然素材ならではの心地よさ”があり、一度使うと「もう他の壁には戻れない」という声も多いんです。

今回の設計ブログでは、漆喰壁の魅力をご紹介します。

 

 

1. 空気をすっきりと整える「調湿効果」

漆喰は、湿度が高いときには水分を吸い取り、乾燥しているときには放出するという、

“呼吸する壁材”

として知られています。

– 梅雨時の湿気をやわらげる
– 冬の乾燥を軽減する
– 結露が発生しにくい

一年を通して空気がどこか軽やかに感じられるのは、漆喰ならではの魅力です。

 

2. 生活臭をやわらげる「消臭効果」

漆喰には、においの原因となる成分を吸着し、空気を整える働きがあります。

– 料理のにおい
– ペットのにおい
– 部屋干しのにおい

こうした日常のにおいが壁に吸収されることで、室内の空気がすっきりと感じられます。

 

3. 自然素材でありながら衛生的「抗菌性」

漆喰は pH12以上の強アルカリ性を持ち、古くから衛生的な壁材として重宝されてきました。
このアルカリ性の環境は、細菌やカビが繁殖しにくいとされています。

– 細菌の増殖を抑える
– カビが生えにくい環境をつくる
– 一部のウイルスが不活化したという実験結果もある

 

4. 光をやわらかく反射し、空間を美しく見せる

漆喰の表面には細かな凹凸があり、光をふんわりと拡散してくれます。

– 部屋が明るく見える
– 陰影がやさしく映える

クロスでは出せない、自然素材ならではの柔らかな光の表情が楽しめます。

5. 静電気が起きにくく、ほこりが付着しにくい

漆喰は静電気を帯びにくいため、ほこりが壁に付着しにくいという特徴があります。

ほこりが溜まるとアレルギーの原因となり、健康を損なうことにもつながりますが、

漆喰はそうしたリスクをやわらげ、室内環境を清潔に保ちやすくしてくれます。

目には見えにくい部分で、家族の健康をそっと守ってくれる、うれしい性質のひとつです。

 

6. 優れた「耐久性」

漆喰は、クロスと比べても非常に耐久性の高い壁材です。

クロスは10〜15年ほどで張り替えが必要になることが多いのに対し、漆喰は適切に施工されていれば、大きな劣化が見られません。

漆喰は日本の伝統建築にも使われてきた素材で、何百年も前の蔵や城の漆喰壁が、今もなお形を保っている例もあります。

これは、漆喰が空気中の二酸化炭素と反応して石のように硬くなる「硬化反応」を持つためで、時間とともに強度が増すという特徴によるものです。

 

7. 実は扱いやすい「メンテナンス性」

自然素材は手がかかるというイメージがありますが、漆喰は意外と扱いやすい壁材です。

– コーヒーなど落ちにくいシミもハイターで落とせる
– 小さな汚れは消しゴムで落ちることがある
– ひび割れは上から部分的に塗り直せる

長い目で見ると、むしろ経済的な一面もあります。

 

 

以上、漆喰壁のメリットをご紹介しました。

漆喰壁は、調湿・消臭・抗菌性・光の美しさ・メンテナンス性など、暮らしを心地よくしてくれる要素がたくさん詰まった素材です。

毎日を過ごす家だからこそ、自然素材のやわらかさに包まれる心地よさは、暮らしの質をそっと高めてくれる大切な価値になります。

ぜひ家づくりの際にご検討いただけると嬉しいです。

 

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