こんにちは!スタッフの桑村です。
5/28は株式会社エムズの創立記念日です。
お陰様で丸30年を迎えました。
今後ともよろしくお願いいたします。
先日お客様から「シロアリみたいな虫がいるけど、シロアリかどうかは不明」と連絡を受け
伺ったところ、残念ながらシロアリ、、、すぐに駆除しました。
シロアリは暖かくなり始める4月~暑くてジメジメの7月頃に活発に活動します。
シロアリの何が怖いって、木が大好物で建物に侵入すると構造体をスカスカにしてしまう
ところです。
それも秘密裏に。じわじわと。
スカスカになった木は強度を失い、耐震性も低下します。
このシロアリ、実はウッドデッキにも発生します。
ウッドデッキがシロアリの被害に遭うと床に穴が開いて怪我をしてしまう恐れがあります。
何より、せっかくつくったウッドデッキが使えなくなるなんて辛いですよね。
ウッドデッキは地面との距離が近いことが多く、シロアリにとっては侵入しやすい場所。
また、薄暗くて湿気がたまりやすいので快適そのもの。
なので十分に対策を取っておかなければ被害に遭う可能性が高くなります。
しかし逆に言えば、十分な対策さえ取っていれば被害に遭う可能性は低くなるんです。
そこで今回は大切なウッドデッキをシロアリから守る方法をご紹介したいと思います。
対策①ウッドデッキと地面を離す
ウッドデッキが地面に付いていたり、限りなく近い距離にあると風通しが格段に悪くなり、湿気が
たまり、シロアリが大好きな環境になります。
そうなると侵入するのは簡単、あっという間です。
そうならないためにウッドデッキはできるだけ地面から離すのがおススメです。
対策②シロアリに強い木材でつくる
ウッドデッキ用の木材には天然木と人工・樹脂木があります。
天然木にはハードウッドとソフトウッドがあり、ソフトウッドはハードウッドよりもシロアリ被害に
遭いやすい傾向にあります。
エムズでは高硬度、高密度、高強度、高耐久、高コスパなハードウッドのセランガンバツを
使うことが多いです。
人工・樹脂木は木粉とプラスチックを混ぜ合わせて、押し出し成型したもの。
完全な木材ではないので湿気を吸うこともなく、シロアリに強いのが特徴です。
ただ、ホンモノの質感はなく、熱を吸収するので、夏は熱くてウッドデッキが使えない、
なんてことも。
対策③コンクリートを敷く
ウッドデッキ下にコンクリートを敷くことで、地面からの湿気を防ぐことができます。
また地中にシロアリの巣があったとしてもシロアリがウッドデッキ下の地表に出てくることが困難に
なるため、被害に遭いにくくなります。
対策④定期的に塗装をする
定期的に塗装することで、見た目の美しさと防水効果が保たれます。
防水効果は腐食を防ぐだけでなく、シロアリも寄り付きにくくなります。
対策⑤周辺環境を整える
放置された段ボールや雑誌、木材の端材などはシロアリの格好の餌食です。
一時的に・・・のつもりがすっかり忘れてた!で「時すでに遅し」になる可能性も。
不用品は早めに片付けて、シロアリにとって快適な場所を与えないことが大事です。
⑥早期発見!早期対応!
定期的にウッドデッキをじっくり観察して蟻道ができていないかをチェックをしてください。
蟻道とは書いて字のごとく、シロアリが木材に侵入する際に作る道のこと。
柱・床板・手摺など要チェックです。
「これはどうかな~?」とご不明な場合はエムズまでお問い合わせください。
以上、ウッドデッキのシロアリ対策でした。
ウッドデッキを永く愛用するためにも、予防と対策をしっかりしてシロアリ被害に遭うリスクを
減らしましょう!
最後に、最大の対策として、、、タイルデッキがおススメです♡