こんにちは、スタッフの吉田です。
今回は、エムズの「造作建具」についてのお話をしたいと思います。
建具とは、部屋の仕切りや外部との仕切りに用いる、開け閉めできる戸・障子・襖・窓などの総称のことです。
今回取り上げるのは、室内の部屋に用いられる引き戸やドアなどの「出入り口建具」になります。
普段何気なく使用している扉ですが、実はこの扉はとっても奥が深いんです。
エムズは造作の建具なので、開口の種類や形、ガラスの有無や取っ手、壁の枠もすべてオリジナルです。
ぜひその造作建具の良さを知っていただければと思います(^^♪
①既製建具と造作建具のメリット・デメリット
建具には、既製建具と造作建具があります。
既製品と造作。どちらも良さがありますが、具体的にどう違うのでしょうか。
・既製建具
既製品の建具は、工場で大量に生産するため価格が安定しています。比較的に安価であり、職人の手仕事でない分仕上がりに統一性があります。
デメリットとしては選ぶ素材が限られてしまうことがあげられます。
どうしても化粧シートのような表情になるため、素材によっては安っぽい仕上がりになってしまいます。
また、シート類は劣化した場合にメンテナンスがしにくいため交換が必要になります。
・造作建具
造作建具は建具屋さんが現地を採寸して、加工場で作成したものを現地に納品します。
メリットは何と言っても、素材・大きさなど自分の好きなデザインオリジナルで製作可能・経年の味わいが出やすいことです。
大きさが自由に変更できるので、例えば壁一面の建具や、繊細な格子、天井までのハイドア、など、部屋の大きさや空間にぴったりの建具に変更が可能です。
また木製の場合はシートに比べて柔らかい手触りになり、見た目も高級感が出ます。
デメリットは、既製建具よりコストがかかる、木材などの天然素材によってはメンテナンスが必要になる、といった点があります。
②エムズの「造作建具」
オリジナルの無垢の建具
エムズの木製建具は、建具専門の建具職人さんに作って頂いた一点ものです。
このような家プランや雰囲気に合ったオリジナルデザインの無垢の木製建具も得意にしています。
家の設計と同時に建具も含めてトータルでご提案させて頂いています。
シンプルモダン
無垢の木製建具に馴染みの薄い方は、もしかしたら昔よくあった重厚感のある建具や、装飾の多めの建具のイメージが強いかもしれません。
ですが、無垢の木製建具も奥が深く、シンプルなデザインで、どちらかというと北欧モダンな住宅にも似合いそうな木製建具も得意です。
この無垢の質感は捨てがたく、和テイストの家だけでなく、シンプルモダンな住宅にもおすすめです。
