こんにちは!スタッフの桑村です。
ようやくクリスマスツリーを出して、それとなくクリスマスムード漂う桑村家。
サンタさん、来てくださ~い🎄
新築工事の現場では内装工事が進んでいます。
先日は無垢の杉フローリングが張られていました。
杉は足触りが柔らかく、小さなお子様やペットにとてもやさしい素材です。
杉自体が空気をたくさん含んでいるので温かく、冬でも裸足で気持ちよく過ごせるほど!!
サラサラしているので、べたつく季節も快適です。
そんな杉をはじめとした無垢フローリングに欠かせないのが蜜蝋ワックス。
エムズではお引渡し前に心を込めて、この蜜蠟ワックスを塗ります。
蜜蝋ワックスの原料はエゴマ油と蜜蝋。
蜜蝋とは簡単に言えば「ミツバチの巣」です。
この二種類のみで作られているので、100%自然素材で安全性が高いワックスだと言えます。
仕上がりのムラが出にくく、初心者でも簡単に塗れるので、DIYを趣味とする方々からも人気です。
これをスポンジ等で無垢材に塗り込んでいくと、木目が浮き立ってきます。
そしてツヤツヤになり、もともとサラサラしている手触りが、もっとサラサラになります。
一般的なワックスと違い塗膜をつくらないので、木本来の呼吸を妨げることもありません。
だから「ホンモノ」の質感を存分に楽しむことができます。
先述したように100%自然素材なので、床に近い環境で過ごすことが多いハイハイ時期のお子様や
ペットにとっても、安心ですね。
蜜蝋ワックスを塗った無垢フローリングの普段のお手入れは、掃除機掛けや乾拭き、もしくは
固く絞った雑巾で拭きます。
撥水効果もあるので、水をこぼしてもすぐに拭きとれば大丈夫。
キッチンや水まわりは年に1~2回、その他の床などは1~2年に1回程度、蜜蠟ワックスを塗って
メンテナンスすれば、木が生き生きと蘇ります。
蜜蝋ワックスはスポンジで薄~く薄~く伸ばしながら床に塗ります。
公式にも「ケチケチ塗る」と書いてありました。
ケチケチ塗って、すぐに乾拭き。
このように利き手にスポンジ、もう一方に乾拭き用雑巾を持って「塗る」と「拭き取る」を
繰り返すと、やりやすいようです。
これは西南桜の無垢フローリングに蜜蠟ワックスを塗った際の様子。
しっとりとした質感ながら、サラッサラの仕上がりになりました。
木目がきれいに浮き立っている様子も伝わるかと思います。
見るからに柔らかそうで、寝転がりたくなるような感じですね。
どうしてもシミや汚れが浸透してしまっている場合はサンドペーパーで擦っても大丈夫です。
最初に粗目のサンドペーパーで軽く削り落とした後、細目のサンドペーパーで表面を滑らかに
します。
コーヒーや醤油、油性ペン等の汚れは、この方法を試してみてください。
仕上げに蜜蠟ワックスを薄く塗れば元に戻ります。
この「削って元通り」は無垢材ならではです。
新建材のフローリングだと、こうはいきません。
家づくりに際して、時間をかけて選ぶ床材。
その床材を守るためのワックスにも是非こだわってみてください。
そしてお手入れをすればするほどに湧き上がる愛着を大切にしてくださいね。