今日はN様邸の晴れの上棟式です。
晴天の中、木槌の音が爽やかに響き渡ります。
上棟式は無事に棟が上がったことを神様に感謝し、これからの工事の安全とN様の弥栄を願い
ます。
今日の神主役は私、齋藤です。
素人の神主は一生懸命です。
祝詞、大祓は言い回しが日常の言葉とはかけ離れているので読み上げるのに苦労します。
最近の木組みはプレカットと言って設計図の指示通りに機械がしてくれますが、この機械が普
及するまでは大工さんが手刻みといって手作業でしていました。
それは大変な気苦労、労力だったと思います。
上棟式では「無事に棟が上がったことを神様に感謝する・・」という意味合いがよくわかりま
す。
無数に組み合わさる木組みを一つひとつ手作業でしていくのですから、それも間違えれば
木組みが出来ず、無事の棟上げには至りません。
林立する木は地域国産材の桧、杉です。
家の中ではプ~といい木の香りがします。
森の環境を毎日の暮らしの中で実現できれば、との思いです。
森林浴は癒しの効果絶大といわれます。
健康、ストレス解消には自然の環境が一番です。
エムズの「自然素材の呼吸する家」はそんな環境をつくります。
棟梁が棟木にお神酒をかけています。
昔からの風習でしょうか。
意味は分かりませんが神聖な気持ちになります。
N様は気合を入れて棟木を打ち固めます。
棟木は家の一番てっぺんにある木組みです。
一階から二階へと組み上げてきて最後の締めです。
木槌でバシッ!!と締固めます。
棟納め、これで無事に棟上げが出来ました。
N様、おめでとうございます!!
ツーショットで「ハイ!ピース」
きれいな無垢の木の表情です。
屋根のてっぺん、棟木。
N様を囲んでハイ!ピース!!
「自然素材の呼吸する家」のスタートです。
きっと”いい家づくり”をさせていただきます。