【砕石転圧】
砕石を敷きならべて次に大切なことは転圧です。
しっかりと密に突き固めます。

この転圧を疎かにすると砕石のほんらいの効果が期待できません。
しっかりと、密接に砕石どうしが絡み合っていれば建物の重さを偏ることなく力を分散し、
まんべん無く地盤面に建物の重さを伝えることができます。

【防湿シート敷き】
しっかりと締め固めた次の工程は防湿シート敷きです。
これは地面からの湿気を防止するためにビニールシートを一面に敷き込みます。


地面からの湿気を防止するために大切な役割があります。
昔はこうしたものはなく、床下が湿気て土台、束、根太などがシロアリ被害にあうことが
多く見受けられました。
次の工程のコンクリートだけでは湿気の防止にはなりません。
ビニールシートを敷くときにはしっかりと隙間ができないように重ねシロを設けること。
また、作業によって破らないようにすることが大切です。
【捨てコンクリート打設】
この次は捨てコンクリートを流し込みます。
この工程は構造的には必ずしも必要ではありません。
目的は基礎の位置を確かにするための印をつける黒板のようなものです。
また、これから鉄筋組をしていきますが鉄筋の位置も確かなものにするためです。

きれいに平坦にコンクリートを均しました。
ここで大切なことはこれから基礎型枠を組み立てていきますがコンクリートの上に
枠組みができること。
(コンクリートを雑に敷き均せば型枠を組むところにコンクリートが足りてないと
いうこともあります)
また、コンクリート面の高さが重要です。
これから型枠を立てて、鉄筋組をしていきますがこのコンクリートの高さが均一で
なければ鉄筋の位置、高さが一定でなくなります。
これは基礎コンクリートの強度(強さ)にとても重要です。
コンクリートは鉄筋と一体となって強さを発揮します。
この必要な強さは建物の基礎構造計算によってコンクリートの厚さ、鉄筋の本数、太さ
などを決めます。
大事なことは鉄筋がコンクリートの中に適切な位置に入っているかということ。
鉄筋組はこの捨てコンクリートの上に並べて組んでいきますがコンクリートの高さが凸凹
であれば組みあがった鉄筋も凸凹になります。
こうなれば鉄筋の周りのコンクリートの肉付けが厚かったり薄かったりします。
結果、設計通りの強さが発揮できなくなります。(付着応力度)
そうならないために捨てコンクリートは平滑に均してなければいけません。

【墨だし】
この平滑に均したコンクリートの上に建物の位置、土台となる基礎コンクリートの
位置決めの印をつけていきます。
”墨だし”をするといいます。
今日は強力な助っ人がいます。
お施主様のS様です。

現場に溶け込んだその姿の写真を見て設計の吉田は「職人さんかいな??」と
思ったと笑い話でした。
S様にも一生の思い出になることでしょうか。

”いい家づくり”はしっかりとした土台づくりから。
しっかりとした基礎をつくっていきます。



