N様では新築より6ヵ月になりました。
お引き渡しのときは暑い最中でした。
梅雨の時期、猛暑の夏、秋、冬を迎えての半年です。
引き渡しのときはこれから夏に向かう最中で植栽は植えれませんでした。
この「木」は9月のお彼岸が過ぎて植えました。
1カ月点検、3カ月点検が過ぎ3回目の6カ月点検です。
定期点検の重要チェックポイントは床下です。
生活の部分の不具合はすぐに目につきますが床下はそういうわけにはいきません。
床下などは新築時から見たこともないというお宅がほとんどではないでしょうか。
エムズでは定期点検時などの重点ポイントとして床下に入って確認をしています。
お引き渡し時には床下を掃除機掛けしていることもあり床はきれいな状態です。
床下には家の重要なものがたくさん潜んでいます。
そして、それらのことは日頃目にすることがないので異常に気付くときには
大変!ということになっています。
まさしく人間の病気と一緒だと思います。
金属製の金物は鋼製束といいます。
一階の床を支える大切な部分です。
緩みのないようにしっかりと締めていますが長い年月の中で緩んでいくことがあります。
この支えが緩めば床鳴りの原因にもなります。
以前はこの部分を木でしていたので床組みとしっかり止まらずに床鳴りの原因となったり
湿気によりシロアリが発生したりしていました。
ユニットバスの下です。
めったにありませんがここから水漏れが・・ということもあります。
もし、水漏れがあっても確認をしていなければ床下がプールにもなりかねません。
浴室に限らず台所、洗面所、トイレなど水回りの配管経路はたくさんあります。
水道管もたくさんあります。
最近ではシームレス配管と言ってこの写真の部分がターミナルとなって各箇所に一本で
繋がっています。
以前は塩ビ管でつないでたくさんの継手がありました。
そこが水漏れの要因にもなっていました。
基礎コンクリートは家の要。
とても重要なところです。
家の重さを受けてしっかりとこの家を支えています。
コンクリートに亀裂はないかをチェックしていきます。
年数がたてばシロアリの被害の発生場所にもなり要チェックポイントです。
狭くて、暗くて、窮屈、身動きもままなりません。
閉所恐怖症の人は入ることはできません。
でも、幸津・山本監督は毎回の定期点検に床下に潜っていきます。
今回の6カ月点検ではどこも異状か所は見当たりませんでした。
N様にはご安心いただけます。
すべてはお客様の安心のために、エムズの責任として家守りをさせていただきます。