「住んでる人に聞いてみよう」、我が家にて見学いただきました。
自然素材の「呼吸する家」と言っても具体的なは分かりにくいものです。
この目で確認して、触れて、体感するのが一番です。
なぜ、家が「呼吸する」ことが大切なのか?
今から約170年前のクリミア戦争で活躍したフローレンス・ナイチンゲールの
著書、「看護覚え書」にも書かれています。
・赤ん坊にとって最も必要なもの、それはいつでも新鮮な空気です。
・看護師が細心にして注意を集中すべき最初にして最後のこと、何をさておいても
患者にとって必要不可欠なこと、それを満たさなかったら、あなたが患者の為にする
ほかのことがすべて無に帰すほどたいせつなこと、反対に、それを満たしさえすれば
ほかはすべて放っておいてもよいとさえ私は言いたいこと、
・・・・それは<患者が呼吸する空気を、患者の身体を冷やすことなく、
屋外の空気と同じ清浄さにたもつこと>なのである。
この患者を家族に置き換えれば家づくりで大切なことが見えてきます。
エムズで家づくりで大切にしていることは大きくはこの2点です。
・室内できれいな空気に満たされること。
・冷えのこない家
このことを機械に頼ることなく建築することです。