こんにちは、スタッフの吉田です。
今回はお子様のいるご家庭に向けて、新築時の「子供部屋の作り方」についてご紹介したいと思います。
子供部屋を作るとき、二部屋以上になることも多いと思います。その時に、
①新築時からそれぞれ部屋として独立した子供部屋をつくる
②最初は間仕切り無しの広い子供部屋をつくって、将来必要になったら間仕切りをして独立させる
という2つの作り方があります。
どちらもそれぞれメリットがありますが、その違いと注意点をお伝えしていきたいと思います(^^♪
まず①の「部屋として独立した子供部屋をつくるという方法」
ですが、こちらは比較的ゆったりした間取りを計画できた時におすすめです。
また、お子様が就学されている場合や、2人以上いるご家庭の場合、特に性別が違う場合にも子供部屋は分けておいた方が使用しやすいと思います。
また家具のレイアウトもしやすく、後々の工事のことを考えずに済むのもメリットです。金額的にも初めから分けておく方が低くなります。
デメリットとしては、坪数が小さい場合、区切ることで圧迫感が出る。お子様が小さい間は空き部屋となり用途が限られるというところです。
用途は限られますが、将来の工事や間取りを心配せずにすむため安心してお住まいいただけますし、私個人的にはこちらの方がおすすめです(^^♪
次に、
②最初は間仕切り無しの広い子供部屋をつくって、将来必要になったら間仕切りをして独立させる方法
です。最近はこの仕様を望まれるお客様も増えてまいりました。
こちらはお子様がこれからのご家族や、就学前のお子様おひとりの場合におすすめです。
子供が小さい間は子供部屋を広いキッズスペースなどの用途で使用することができます。
また家族みんなで寝るため子供部屋を寝室にすることも可能です。性別が同じであれば、空間をゆったりとつなぐ間仕切り家具で仕切ることもできます。
ただ、圧迫感なくフレキシブルな使い方ができるという一方で、将来的に間仕切り壁を作る想定なのであれば、配慮しておかないといけない注意点もございます。
<注意点>
・扉は廊下から二か所均等にな位置にとり、極力均等・対称に作る。
・電気系統は要注意。電気のスイッチはそれぞれの部屋の扉から近い位置に配置。照明もそれぞれの真ん中の位置に来るよう設置。エアコンのアース付きコンセントもそれぞれ付けておくと安心です。
・間仕切り壁が来る位置は必ず柱or下地を入れて、窓や扉は設けない。
・クロスは数年で廃盤になることも多いため、定番の白・無地などがおすすめ。
・家具の位置を想定して窓を設ける。どちらの部屋にも2か所窓をとれるよう配置。(風通し・避難のため)
以上に注意して計画しておけば、間仕切る際にも問題なく工事できると思います。
次回は子供部屋の広さについてのお話をさせていただきたいと思います。
子供部屋を4.5畳と6畳、どちらにするか迷っている方に是非ご覧いただければと思います(^^♪