2016年の熊本大地震は甚大な被害をもたらしました。
住宅でも倒壊など多くの被害が出ました。
あれから5年を迎えます。
阪神大震災
東日本大震災
鳥取中部地震・・・
次から次へと発生する大地震は大きな被害をもたらします。
熊本大地震は東南海大地震の前兆とも言われています。
そんな中で、国は人命と財産を守るために耐震改修工事を呼び掛けていますが、まだまだ進んでいないのが現状のようです。
倒壊した住宅の多くは耐震化が不十分でした。
被害が大きかった益城町での国交省の調査によると、耐震基準が強化された1981年以降に建てられた木造建物は1042棟あり、そのうち倒壊したものは7.7%でしたが、旧基準で建てられた702棟では32.1%が倒壊したとのことで、耐震化の必要性が再認識されました。
そんな中で意外な盲点
エコキュートの転倒
訪問した工務店によると新築では軽微な被害はあったものの、ほぼ大丈夫だったと言います。
反面、大変だったのがエコキュートの転倒。
●原因●
・コンクリート基礎の厚みが薄かった。
・固定するアンカーボルトの位置が設置説明書通りでなかった。などの設置工事不備が多かった。設置は業者任せにすることが多く、不備の原因になりやすい。
エコキュートも安全対策がきちんとされた状態がスタンダードになっていくといいですね。