築25年のお客様より
「冬の寒さは半端でない・・」
「夏も冷えないのでエアコン能力を大きくしてダイニング、リビングとそ
れぞれ2台付けている」
・・・何とかならないか?と相談をいただきました。
最近の家づくりでは断熱性能に配慮した仕様になっていますが、昔の家は
「夏暖かく、冬寒い」と言うのが当たり前のことでした。
冷えの原因は大きく3つあります。
1.床からの冷え
2.窓からの冷え
3.家のあちこちに隙間がある
逆に言えばこの3点を改善すれば「夏涼しく、冬暖かい」家に改善できます。
原因:
なぜ?床からの冷えがあるのか
床フローリングの素材です。
ほとんどの家で建材でできた複合フローリングを使っています。
この複合フローリングは見栄えよく、安くて、施工性もいいのですがベニヤ板を
化学ボンドで接着して作っているので熱を伝いやすい性質があります。
なので、床下からの冷えをダイレクトに伝えやすくなります。
(シックハウス:化学物質飛散の原因にもなります)
冬場、よく足元が冷える。と聞きますが原因の一つに床材があります。
・・対策として・・
古い床を取り除くことができれば断熱材をいれてその上のフローリングを無垢の
素材にすること。
床の取り除きができない時は、無垢フローリングを張るだけでも改善に近づきます。
なぜ?窓からの冷えがあるのか
窓ガラスは1枚ガラス。
冬場の結露は半端でありません。
結露は健康被害のもとにもなります。
家の熱の損失は窓からが50~60パーセント近くあります。
なので、しっかりとした断熱性能の高い窓をつければ室内の環境は大きく変わります。
リフォームでは簡単な方法は2つ
1.内窓をつける
2.ガラスを真空ガラスに交換する
O様では内窓をつけました。
断熱性能、防音性能はかなり向上します。
この床と窓の改善により夏も冬も快適に暮らせていただけます。
今なら国の補助金制度が利用できます。
こどもみらい住宅支援事業補助金です。
O様でもさっそく手続きをしています。
※詳しくはエムズにお問い合わせください。