エムズ通信 Aimss Journal

二酸化炭素濃度が高い室内は植物が良く育つ?

施工現場日誌

昨年8月に「呼吸する家」を新築させていただいたN様から「ジャガイモとかサツマイモとか玉ねぎとか、食品庫に入れてる野菜の芽が出るのが遅いような気がするんですよ」とお話をいただきました。

・・・今までそんなこと思ったこともありませんでした。

確かに私の家も築3年になりますが置いている野菜に芽が出ているのをあまり見ません。

前の家では少し長く置いているとニョキニョキと芽が出ているのを見かけましたが。

家内曰く、「芽が出る前に食べよんとちゃうで~」

 

 

 

因果関係を調べてみました

食物の成長に必要なもの

1.二酸化炭素  2.水  3.光  4.温度

 

私 :芽が出やすいのと、出にくいのとの違いは何でしょうね?

N様:芽が出るのは野菜にやさしい環境なのでしょうね・・・ 

 

住宅の中など人間の住む環境おいては、二酸化炭素の濃度が外気より高くなっているといいます。

二酸化炭素濃度のみを取ると、室内は成長促進に最適な環境であるといえるのかもしれません。

 

一般的な二酸化炭素の濃度

屋外  350~600ppm 

室内  1000ppm近く 

屋外と室内では、実に倍以上二酸化炭素濃度が高くなっています。

窓を閉め切った部屋、ガスコンロによる調理中で換気が悪い、人が密集した部屋などによって条件が変わってきます。 

 

近年、住宅の気密性が向上しています。

換気を十分にしないと室内の空気環境の悪化の原因になり、汚れた空気や二酸化炭素、揮発性有機物質(VOC)ホルムアルデヒドなどの室内濃度が高まります。

二酸化炭素は空気より重いので床近くに滞留します。                   

※二酸化炭素:空気の1.529倍の重さ 

 

最も影響を受けやすいのは赤ちゃんです。床に近い所で過ごしているため、床が発生源になっている物質や、空気より重いガス状物質を吸い込みやすくなります。

エムズの「呼吸する家」は家全体が呼吸しています。空気だまりが発生しにくく、住む人の身体にやさしい家です。

 

 

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