エムズ通信 Aimss Journal

耐震工事真っ只中。

家族の暮らしをより快適に、豊かにするため

の大規模リフォームを”リノベーショント”と

言います。　今までの暮らしを変えること。

 

部屋の間取りを変える、デザインを変える、

性能を変えるそしてなんといっても一番重

要な事。耐震性能の向上です。

昔の家はほとんどと言っていいほど耐震性

は満たされていません。

 

耐震性の大切さが見直されたきっかけは今

から27年前に発生した阪神大震災からです。

それ以前の木造住宅はほとんど気にかけて

いませんでした。

震災からのち建築基準法も変わり耐震に対

する規定は格段に厳しくなりました。

柱と梁、土台を止める金物はそれまでは

「カスガイ」といった釘の大きなもの程度

でした。筋違いも厚さ３センチほどの細い

ものが所々に入っているという程度。

あげていけば多々あります。

結果、今では造りようにより差はありま

すがガッチリと固められています。

 

Ｈ様宅でも２間続きの客間、その南には

長い広縁（廊下）があります。

外に面した広い開口部には壁がほとんど

ありません。また、その広縁に接する続

き間も障子で仕切られているだけで壁が

ありません。

耐震的には最悪の状態です。

今、この状態を改善すべく改修工事を

施しています。耐震計算をしてその強化

すべき基礎、壁などを補強していきます

 

２間続きの中間には基礎がありません。

ここに基礎をつくります。

現在ある基礎は補強してより強くします。

この補強方法にも一定の施工基準があるので

それに沿って強化します。

こうした耐震工事は県、市からの補助金も受

けられます。

きたるべく東南海地震に備えてしっかりと

施工していきます。

ぜひ耐震診断、耐震改修工事はエムズに

ご用命ください。