エムズ通信 Aimss Journal

「困った!」にならないために。

施工現場日誌

H様では新築より14年を迎えました。

今日は定期点検の日。

今回の点検は水廻り、外壁、床下のみの点検でいいといわれるので

この3項目についてさせていただきました。

どれも日頃の生活ではわかりにくいものです。

そして、気が付いた時には「大変!」となります。

水漏れの心配は常時あります。

原因のほとんどが接続部分のパッキンの劣化によるものです。

そして、パイプには水とお湯がありますがまず給湯管、お湯が流れるパイプです。

キッチン、洗面化粧台、トイレなど一つ一つチェックしていきます。

漏水の原因は主に接続部分である止水栓から起こります。

結果、異常はありませんでした。

通常はほとんど心配がないですが年数と共に危険性はUPします。

こんな場合もありました。

築17年のM様では先日電話があり「キッチン下がビチョビチョになっている」

とのこと

じわじわとと水漏れをしていたようです。

たいぶと日が経っているのでしょうか。

キッチン下のフローリング部分からも水が出てきています。

キッチンの中では納まらず床フローリングまで伝っていったのでしょう。

キッチンの漏水の場合床から水が出てきて気が付いたということがほとんどです。

 

こんな場合床を乾かす、水をふき取るというのもキッチンをのけなければい

けないので現実的には無理です。

 

一週間前にはこんなこともありました。

家の方はシートで覆っているので漏水に気が付かなかったようです。

一気に水漏れというのであればわかりやすいけれどこうしたジワ~とシミ出てくる

ような水漏れはわかりにくいものです。

こんな場面を見れば日頃ちょっとした点検の必要性を感じます。

トイレ、便器廻りの水漏れも多い部分でもあります。

H様では大丈夫でした。

確かに家の方ではこんな部分までみませんね。

一番心配なのは床下。

床下は普段目にすることもなく家の重要な要素がたくさん詰まっています。

真っ暗い床下の中にもぐります。

一つ一つチェックをしていきます。

漏水は一番の心配事。

<浴室の下>

<キッチン下>

<トイレ下>

トイレパイプでは一気に水が流れるので必ず通気弁を取り付けること。

給水のターミナル

ヘッダー部分、ここから浴室、キッチン、トイレなどそれぞれの位置に

シームレス管をつなぎます。

床下は空気が流れて湿気を防ぎます。

14年経って多少ほこりがたまっているがきれい状態。

基礎コンクリートのひび割れ。

床鋼製束のゆるみ

シロアリの発生なし

土台、床組みの亀裂なし

結果、すべて異常なしです。

 

築50年もなるかと思われる方から床下の水漏れを直してと依頼をいただきました。

(エムズの建築ではない)

お伺いして床下を見てみると大変!大変!

水が噴き出しています。

これも床下で分かりにくいところ何年もこんな状態で水漏れが続いていたもでしょう。

 

こうならないためにも定期的なメンテナンスが大切です。

 

 

 

 

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