こんにちは、スタッフの吉田です。
今日は木材のルーツをお話ししたいと思います!
「地域材」という言葉、耳にしたことがあるという方もいらっしゃると思います。
地産材や地域材はその名の通り、
建設されるエリアに近い場所で伐採・製材された木材を指します。
エムズでは国産材にこだわり、この地域材を使って住宅を建てています。
地域材を使った家づくりには、いったいどんなメリットがあるのかをご紹介いたします(^^♪
メリット【1】四国の林業と経済が潤う!
地域材を使った木造住宅の建築は、豊かな森林づくりと地域経済の潤いにつながります。
建築のために木を伐採するのに、どうしてそれが豊かな森林につながるのでしょうか?
実は、森林を健全な状態で維持し高品質の材木を作るには、森を常に“循環”させなくてはいけません。
「植林→間伐→伐採→利用→植林」のサイクルを維持することで、今まで停滞していた人工林も若返り、樹木がきちんと成長し、材木の品質向上に繋がるのです。
また、コンスタントに植林ができれば、森全体の寿命も長くなると言われています。
そうして林業が潤うことで、関連する地域の工務店・建築会社、施工会社なども活性化し、結果として地域経済が発展します。
地域材を使うということは、回りまわって地元にお金を返すことを意味しているんですね。
メリット【2】地元(四国)の環境に合っている!
地域材で作られた住宅は、地元の環境に合っており、長持ちするといわれています。
なぜなら、地域材は地元の気候、環境に適応しながら育っているからです。
もともと植わっていた森林と同じ環境であれば、木材となっても無理なく適応していけるということですね。
また地域材そのもののメリットはほかにもあります(^^)
日本は四季があり、一年で気温が大きく変わるため、年輪間隔が狭く木目がはっきりとして美しいという良さもあります。
また外国産に比べ、防腐剤・防虫剤はあまり使われておらず、手に触れる部分に使っても安心なところも。
そして日本の気候に馴染んでいるため、施工後の変形リスクが輸入材よりも低いという長所もあります。
メリット【3】地球温暖化防止!?
地域材で温暖化防止!?一見、不思議な話ですよね。
地域材を使って住宅を作る場合、地域で産出された木材を地域内で使用することとなり、木材の輸送距離は短くて済みます。
したがって、トラックなどの二酸化炭素の排出量も少なくなり、地球温暖化防止につながります。
では一軒の住宅を建てるための木材の輸送に、どれくらい二酸化炭素が排出されるのでしょうか。
外国産材だとこんなにも!!
ガソリンのリットル数で想像すると、一軒でこの量とは、、、恐ろしくなります。
地域材との差にも驚きです。地域材を使用することで、大幅に二酸化炭素排出量を減らすことができるということですね。
メリット【4】その地域で育った木で作る、愛着あるマイホームに!
そして最後に・・!
私が思うメリットがこちらです♪
家を建てるということは、当たり前ですがそこに長く住み続けるということ。
自分が生まれ育った、地元の木とともに年月を経て一生を寄り添ってくれる、
そんな地域材で建てたマイホーム。
とても愛しいですよね。柱を毎日撫でたくなりそうです。
家に使っている木材のルーツを話せるってとても特別なことだと思うんです!
無垢材は年月が経てばどんどんと深みのある色合いになります。
新築の時だけではなく、一生を通して愛せるエムズの家の良さを、
これからもたくさんの方にお伝えしていきたいと思います。(^^)/