いよいよ始まるS様邸。
ことの始まりはまず、建物の位置決めからです。
”やり方をあげる”と言います。
建物の位置、高さを正確に出していきます。
幸津監督の第一の仕事です。
この基準をもとにすべての始まりとなります。
間違えば大変です。
慎重に、正確に。


基礎工事の始まり。
「何事も基礎が一番」と言われるほどに家づくりの根本になります。
まず、始まりは地盤面の掘削からです。

基礎工事は大きな機械で土を掘ったり、埋めたりと大柄な仕事のように見えますが
これが意外と繊細です。
丁寧な仕事をしなければいけません。
地盤面(土)を傷めないように掘削していくことが大切です。
掘りすぎてそのあと高さを調整するために土で埋めればその分の地耐力は損なわれます。

掘削の基準線の通り丁寧に掘り、掘ったあとは転圧機で突き固めていきます。


地盤の掘削も終わりました。

次は砕石敷です。
その前に大切なこと。
地鎮祭の時に宮司さんより預かった「鎮め物」を家の中心に入れさせていただきます。
この後、長くこの家をお守りしてくれます。
ご家族の幸せを願って埋めさせていただきました。



掘削の次は砕石敷き込み、その一工程ごとに大切な役割があります。
基礎はこれから立ち上がる家の重さを支える大切なものです。
また、地震などの災害時にも家をしっかりと支える役割があります。
砕石敷き均しは単に砂利を入れているのでなく
家の重さは基礎コンクリートで支え、その重さ(力)を地面に伝えますが
地面に伝える重さも偏ったものになれば建物の安定はありません。
基礎コンクリートにかかった重さをまんべんなく地面に伝える役割をするのが
基礎コンクリートと地盤面との間に敷かれている砕石です。

鉄道に敷かれている砕石と同じ役割りです。
列車の重みを枕木で受けてその下には砕石が敷かれています。
列車の通る時の重さ、振動も和らげながら地面に伝えます。
そんな大切な役割があります。
設計通りに砕石が施工されているかチェックしていきます。



完璧です。

次の工程はこの上に捨てコンクリートを流し込みます。



