こんにちは、スタッフの野田です。
カビ実験始めます、お楽しみに~!とブログに載せさせていただき
はや1ヶ月・・・!!!
結果をご報告させていただきます。
まずはじめに、小さな箱でエムズ仕様の自然素材の呼吸する家と
一般的なビニールクロスで仕上げた家の2つの部屋の簡易な実験箱を作ります。
①呼吸する家 床:杉無垢フローリング 壁:珪藻土
②新建材の家 床:複合フローリング 壁:ビニールクロス
この箱に同じように、水とパンを用意します。
今回、パンは霧吹きで水をかけて湿らせたものをセッティングしました。
温度計・湿度計を置き、蓋をして密閉空間を作り、いざ実験スタートです!
1週間後・・・
特に変化はみられませんが、湿度計を見てみると、
呼吸する家は46% 新建材の家は75%と湿度は随分と違うようです。
3週間後・・・
呼吸する家のパンが乾燥してきて形が大分台形になってきました。
湿度は相変わらず新建材の家では高く、81%にもなっています。
呼吸する家では、58パーセントです。
3月28日、新建材の家のパンに黒いカビのようなものが見られます。
薄いのでわかりにくいですが、ちょうど○印をしているところです。
呼吸する家のパンは変わりなく、裏側もカビは生えておりませんでした。
新建材の家のパンは裏側もカビがびっしり。水の量にも大きく差が出ました。
新建材の家では、水の量に変化は見られませんでしたが、呼吸する家では、水が減っていました。
これは、自然素材でできた家では、外と内、空気の移動があり呼吸できる為と推測できます。
新建材の家では壁がビニールクロス、床は複合フローリングである為
実験箱全体をビニール袋で覆ってしまっているのと同じ状況である為、湿度が上昇し
カビが大量発生したと考えられます。
カビは湿度70%以上になれば繁殖するといわれており、
これからくる梅雨期には室内の湿度も高まり、冬には結露の発生がカビ発生の原因にもなります。
カビの胞子が飛散するといろいろな病気の原因にもなると言われております・・・
次回は、呼吸する家ではジャガイモの芽が出にくいって本当?!を実証していきたいと思います!お楽しみに!!!!