O様では新築より2年が過ぎました。
今日、定期点検を実施させていただきました。
定期点検の重要チェックポイントは床下。
床下は日頃見えないだけに定期的な確認が重要です。
定期点検項目は室内、室外、床下とありますがエムズが特に気をつけて
点検しているのは床下です。
床下は家を支える基礎、土台、床組み、シロアリ、漏水など
目に見えない危険がたくさん潜んでいます。
どれも被害があれば現状復旧できないことばかりです。
早期発見、早期対処が何より大切です。
恐いところは症状があってもわからないところです。
これはよく人間の病気にもたとえられますが定期的な検診を受けずに過ごして
身体に変調を感じて病院に行けば大変大変・・ということはよく聞く話です。
そして共通していると思うことは日常では傷みもなく症状が進行していること。
お引渡し前に床下の掃除機をかけをしているので今もきれいです。
基礎コンクリートと土台の間を2センチすかして床下の風通しを良くしています。
建物全周換気工法。
床下によどみなく新鮮な空気がいきわたります。
煙突みたいに飛び出しているのは通気弁。
排水を流した後パイプ内が真空にならないように通気弁で調整しています。
これを付けておかないとトイレを流した後、他のヵ所、洗面、台所、浴室などの
排水部よりポコポコと音が聞こえることがあります。
浴室、ユニットバスの下。
漏水もなくきれいな状態です。
ユニットバスといえども漏水の危険がないとはいえません。
エムズの創業から30年の間に2回漏水を発見しました。
この金属製のものは鋼製束といいます。
1階の床を支えています。
微妙な高さ調整をこのナットでします。
年月の中でナットが緩むことがあります。
Y監督は一つひとつきっちと締まっているか、緩みはないかをチェックしていきます。
この調整が不十分だと床鳴りの原因になります。
無事に何事もなく2年目の定期点検を終えさせていただきました。
O様には安心してお住まいいただけます。