こんにちは!スタッフの桑村です。
先日、1回目のワクチン接種をしました。
噂通りの腕の痛み。
来週は2回目の接種です。
噂通りの高熱が出ないことを願うばかり。
建設業界を震撼させたウッドショックも沈静化傾向だそうです。
しかし依然、価格は高止まりのまま。
エムズがつくる家は国産材、特に四国産材を積極的に使用しています。
そのため、輸入材の不足では困りませんが、輸入材が不足することによって大手HMなどが
国産材に流れてくること、輸入材の高騰によって国産材も高騰してしまうことには大きく影響を
受けてしまいます。
ところで、輸入材と国産材、どう違うのでしょうか。
それぞれの特徴を見てみましょう!
■輸入材の特徴
輸入材とは海外で育って、日本に輸入された木材のことです。
木材流通の約8割という流通の多さが一番の特徴。
カナダやアメリカ、ヨーロッパや東南アジアなど世界各地から十分な量が輸入されるので
種類が多く、そして安い!
硬く、傷がつきにくい木が多いのも特徴のひとつです。
海外の広大な環境で育った木は大きく厚みがあるため、使い勝手がよいのも利点です。
ただし、木が大きいということは年輪も大きく、乾燥によって変形リスクが生じるという
デメリットも。
また、樹種によっては高温多湿な日本の気候風土に馴染めず、腐敗してしまうものもあるようです。
船による長期輸送中に腐敗や傷みが起こらないよう防腐剤が施されている場合、この防腐剤が
健康を悪影響を及ぼす可能性もあります。
■国産材の特徴
国産材は国内で育って伐採された木材のことです。
輸入材が8割ということは、国産材は残りのたった2割の流通量なので希少価値が高いです。
国産材は輸入材に比べ、木目がまっすぐで年輪が狭いことで知られています。
年輪が狭いことは見た目が良いだけでなく、変形リスクが生じる可能性が低いので、家の躯体などに
使用することで、家が長持ちします。
最大の特徴は、日本で育った木なので、日本の気候風土にぴったり合っていること。
また防腐剤を施す必要もないため、健康にも安心です。
輸入材に劣る価格面ですが、生育数が多い杉は比較的安価で、建材としても優秀です。
先述したように、エムズでは国産材、特に四国産材にこだわった家づくりをしているのですが、
なぜそのようなこだわりを持っているのかというと、徳島で建てる家ならば、徳島の気候風土に
あった木を使うことが「自然」だから。
言葉に方言があるように、木にも地域ごとの特徴があり、育つ環境に気候風土が合っているからこそ、
木は深く根を下ろし、大きく強く成長します。
そのような木を使用した家は耐久性が高く、長く安心して住み続ける事ができます。
木は柱や梁に姿を変えても、生き続けます。
生き続け、呼吸をし、室内の環境を整え、住む人を守ってくれます。
四国で育った木に囲まれて過ごす時間は、四国の森の木立の中で過ごすようなもの。
心も身体も自然に包まれ心地よく、四国の森に暮らす「幸せ」がそこにあります。
木の家にご興味がある方、せっかく建てるなら国産材にこだわってみるのもおススメです。
エムスでは木の家の良さや自然素材の魅力を楽しく学べる勉強会を随時開催しています。
ぜひお問い合わせください。