家づくりの中で結露対策はとても重要です。
と言うのも健康と密接に結びついているからです。
現在の家づくりは、
室内はアルミサッシ窓、ドア、ビニールクロス、建材、複合フローリングなどにより、
知らないうちに気密住宅になり、シックハウスの要因ともなります。
また、構造的にも隙間をなくし、正しい断熱工事をしないと結露の原因となります。
「湿は人の身をやぶる事、遅くして深し。故に、風寒暑は人おそれやすし。
湿気は、人おそれず。人にあたる事ふかし。」
※「養生訓」より 著、貝原益軒 江戸時代の儒者、医学者
また結露をはじめ、湿気はカビの原因となります。
ではカビが実際にどのような状況で起こるのか、
二つの家の仕様で比較した実験がこちらです。
「エムズのカビ実験」
A:「新建材の家」の仕様
床:複合フローリング
壁:ビニールクロス
B:「呼吸する家」の仕様
床:杉板フローリング
壁:珪藻土
実験開始:箱の中に食パンを入れました。
・・・19日経過・・・
A:「新建材の家」の状況
温度26度、湿度は79%
カビがいっぱいです。対して…
B:「呼吸する家」の状況
温度25度、湿度は68%
不思議!カビが見えません。
呼吸する家の中ではカビの発生は見られませんでした。
パンはきれいな乾燥状態!空気環境の違いがこうした結果をつくるのでしょうか。
自然素材の「呼吸する家」は、適度な湿度を保ちながら快適な空気環境をつくり出し、
ご家族の健康を守ります。