家族の中心にあるリビング階段。
階段の手すりをどういう風にデザインをするか?・・と
ずいぶん迷いました。機能性、デザイン性、経済性を
考えながら至った結果がこのような格子に決定しました。
素材は杉の木です。桧にしようかとも迷いましたが、杉の木の
木目の表情がやわらかく、やさしいので杉にしました。
格子の間隔にも随分と迷いました。間隔を細かくすればより繊細で
きれいになるかな・・と思いつつ、そうすれば今度は大工さんの
手間がかかってコストアップになります。たどり着いた結果でこの
ような表情になりました。 よく雑誌とかに載っているオープンな
手すりはスッキリとしていいと思いましたが、これから孫が生まれ
て階段を上り下りするようになれば危険です。 安全が第一です。
格子の長さ、取り付け位置と初めての試みで試行錯誤でした。
お客様の家ではこんな実験はできません。
我が家で試して、・・これからは自信をもってお勧めできます。
階段手摺に合わせて2階ホールの手すりも格子状に作りました。