勝浦町にある四国霊場20番札所鶴林寺に行きました。
今、お寺さんの依頼で六角堂の設計をしています。
六角堂もいろんな造り様があります。
昨年は京都にも見学に行きました。
徳島市も何カ所かありますが今日は勝浦町にある
鶴林寺の六角堂を見に行きました。
市内から1時間ほど、勝浦町の山の上にあります。
途中は狭い山道で対向車が来たらどうしよう・・と思いつつです。
大きな山門を入ったところに六角堂がありました。
大きな杉の木に囲まれ、なんとも神聖な空気を感じます。
思っていたお堂のイメージトとぴったりの姿です。
この形をどう設計に反映させるか、お遍路さんが背を行きかう中を
一人メジャーを持って書き込んでいきます。
木組みがなんとも複雑です。 ジーと見ていてもあれがこうなって、
これがこうなって、ここがこうして・・・頭の中、糸が絡まったようです。
また、これが四角でなくて六角なのでより複雑です。
山の中、段々と冷えてきます。 鉛筆を持つ手をフーフーしながら見ていきます。
しばらく見ているとなんとなく理解出来始めました。
みごとな木組みに感心しながらスケッチしていきます。
この六角堂も何百年も前の建立?
先人の偉大さを思いながらワクワクしてきます。
でも、今日一日では理解できません。 また足を足を運ばなくては。
本堂にも参拝してきました。