今朝は早くから雨が降っています。
シトシトと降る雨に濡れる、アジサイの姿。
そろ~り、そろ~りとカタツムリさんもよく似合います。
今朝のトレーニングはゆっくりとランニングです。
ランニングの本に「ゆっくり走れば早くなる」というの
がありますがまさに、その”ゆっくり”を実践しています。
雨に濡れる、山の姿も味わい深いものがあります。
空気もとても新鮮です。
ウインドブレーカーを着こんでのランニングです。
雨は身体の中には通さないけれど身体の蒸れ、湿気は
外に出してくれます。なので走れ終えた後でも身体には
さほどベトベト感がありません。
家の中もこのようなさわやかな状態であればいいと思います。
湿度をコントロールしてくれるような、素材が持つ力。
自然の素材にはそんな力があります。
「木」は生きて、今の時期のように湿度が高ければ、部屋
の飽和状態になった余分な湿度を吸ってくれます。
冬、乾燥状態が続けば木の水分を出してくれます。
春夏秋冬、室内の状態に応じての調湿機能が木に備わ
っていることはよく言われています。
室内の内装材である珪藻土、和紙、杉板なども密閉する
ことなく空気を通します。
「呼吸する家」は室内を閉じ込めた空間にすることなく
ウイドブレーカーのように室内と室外とがかすかな空気
の行き来がある環境をつくります。
看護の世界で有名なフローレンス・ナイチンゲールが
患者さんにとって何をおいても大切なことに「室内を外
のように常に新鮮な空気で満たすこと。」と、170年前
に書かれ、今も看護のバイブルとなっているその著書
「看護覚え書き」の中に書かれています。
病室にとって大切なことが、住まいに実現できればす
ばらしいことだと思います。
エムズの「呼吸する家」はそんな家づくりを目指しています。