連日、テレビCMや広告で普及推進している太陽光発電。
現在、太陽光や風力による発電で余った電力は高めの価格で買取られています。
この再生エネルギーの買取りに伴う費用は電気料金に上乗せされることで賄われています。
政府は新戦略として、原発稼動ゼロとともに「再生エネルギーの2030年の発電量を10年の3倍」
に増やす目標を掲げています。
政府は再生エネルギーの普及を急ぎたい。しかし、普及を急げば将来の世代に負担が回る、との見解も。
現在、日本とは逆に欧米では揺り戻しの過程にあるそうです。
「太陽光バブル」に酔ったスペインとドイツでは太陽光発電の買取り価格を高めに設定したことが
仇となり、電力会社の経営が傾いたり、国内の関連事業が廃れたる悪循環に直面したそうです。
「せっかくの良いものを、急いだあまり、良くないものにしてしまった・・・」ということに
ならないようにしたいものですね。