看護の第一原則は屋内空気を屋外空気と同じく
清浄に保つこと。
「看護覚え書」には家づくりに欠かせないことが
たくさん、宝物のように書かれています。
看護を家づくりと置き換えて、
看護師を工務店、
患者をお施主様と読み替えればよくわかります。
看護師が細心の注意を集中すべき最初で最後の
こと、何をさておいても患者にとって必要不可欠
なこと、それを満たさなかったら、あなたが患者
のためにするほかのことすべてが無に帰すほど
大切なこと、反対に、それを満たしさえすれば
ほかはすべて放っておいてよいとさえ私は言い
たいこと、・・・ それは患者が呼吸する空気を、
患者の身体を冷やすことなく、屋外の空気と同じ
清浄さに保つことなのである。
日本でも昔から「冷えは万病の元」といいます。
「呼吸する家」の大切さ。