「住宅メンテナンスのツボ」と題して第6回メンテナンス教室を開催しました。
家の平均寿命は約30年もたないと統計上なっていますが、これは
物理的寿命として、建物を解体・撤去して新築するということではなく「家
族構成が変わって間取りに合わなくなった」「設備が陳腐化してきた」「建
物に飽きた・・」「もっと性能の優れた家に住みたい」などの理由によってい
ることがほとんどだと聞きます。
家は適切なメンテナンスを行えば50年も60年も半永久的にもちます。
終わりの棲家とも言いますがご新築から家族の一生と共に延々です。
ここちよい・快適な住まいは私たちの生活をより豊かにしてくれます。
長く豊かな生活を続けていくには住まいのメンテナンスは大切なものです。
長い年月の中では思いがけないトラブルがあります。
でも、家のトラブルの90%ほどは今までの実例があることばかりだと
私の今までの経験の中で実感しています。
メンテナンス教室ではそんな不具合事例を紹介しながら危険な部分を
知っていただき、事前対策としてのチェック方法などをご説明させてい
ただきました。お客様ご自身により、日頃の目のつけようによって早期
発見、早期対処に繋がり結果、重大な問題ならずに費用もかからずに
・・・ということになります。そして、適切なメンテナンスをすることにより
建物寿命を延ばすことにもなります。