今度、外壁補修工事をさせていただくI様邸。
外壁のコンクリートが高い位置から落下してくるそうです。
どうやら原因は壁の中の鉄筋のサビ。
通常、壁の中の鉄筋が、適切な厚みのコンクリートでうまくサンドウィッチされていれば
60年でも100年でも鉄筋は良好な状態で保てます。
この厚みが4~5センチ欲しいところですが、I様邸では1~2センチでした。
これではキワすぎて、鉄筋が湿気て錆びてしまいます。
鉄筋が錆びることで膨張し、周囲のコンクリートを押し上げ亀裂が入り、結果、割れてしまった
のでしょう。
割れてしまったコンクリートは、そこに留まる事ができずに、落下してしまいます。
大変危険です。
I様邸は国道縁なので、そこを歩いている人や、物に当たっては大変!!と、今回、工事に
踏み切られたようです。
これ以上、壁が割れてしまうことがないように、最善の補修工事をさせていただきます。