自然素材の呼吸する家!
S様邸新築工事
今、外壁の下地工事をしています。
それと共にセルロース断熱材の吹き込みの準備もしています。
セルロース断熱材は壁、柱の間に入れていきます。
断熱性、防音性、調湿性に優れています。
それとセルロース(木質繊維)なので環境にも体にも、
とても優しい断熱材です。
遠い将来に家の役割が終わって解体するときにも環境へ
の弊害はありません。
室内側、外側を不織布という丈夫な布で囲います。
この中にセルロースをいっぱいに入れていきます。
不織布は空気も通します。また、セルロースは断熱性
もありながら微かな空気の行き来もしますので室内に
おいて密閉状態にはなりません。
よく言われている高断熱・高気密住宅というのは、
断熱性を高めるために石油系の断熱材で密閉住宅に
してしまっています。
そうなれば、室内の生活の中で発生した汚れた空気は
室内にこもったままになります。
そうした室内環境の悪化をなくすために国が24時間
計画的に換気しましょう。
・・・という換気扇の設置が義務化されました。
室内に換気扇を付け、24時間まわりっ放しにしなけ
ればいけないようになりました。機械に頼る換気方法です。
密閉住宅の弊害はとても怖いものがあると思います。
今の家づくりは80~90%近くが新建材の石油系の
商品・接着剤で出来ています。
住宅は何十年も死ぬまで一生生活をする場であります。
恐ろしいのは気にならない中で長年生活をしている
ことだと思います。
私はそんな環境をつくらないためにも「自然素材の呼吸できる家」
をお届けしています。
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