今日は気温26度。
青空の広がるいいお天気になりました。
大空を泳ぐ鯉のぼりも気持ちよさそうです。
これからは暑さ対策が欠かせません。
人間もそうですが、家も夏涼しくする仕組みづくりが大切です。
機械に頼るのではなく自然の力で心地よい環境をつくりだす。
木の家「呼吸する家」はパッシブ設計です。
建物の外周部、壁、屋根に空気の流れる隙間を作っています。
空気の流れるしくみは、空気の特質を利用しています。
空気は熱せられれば軽くなります。そして、軽い空気の方に
自然と動くようになります。上昇気流が発生します。
夏、屋根が熱せられれば屋根材のすぐ下にある隙間の空気
は軽くなり自然と空気が動き出します。
地面近くに設けている隙間から空気が入り、壁・屋根を伝って
屋根の頂上に開けている空気の排出口から熱気を出します。
この事により家のまわりには常に新鮮な空気が流れて、壁
から屋根へと空気が流れて浸入した熱気を 排出します。
この通気層の内側にはセルロース断熱材があり、住まいの
断熱は2重の効果で夏の暑さ、冬の寒さを防ぎます。
地面近くの空気取り入れ口。
壁を伝って空気が昇っていきます。
壁から屋根に向かいます。
屋根を伝って頂上にある空気排出口へと空気が動いていきます。
排気口の専用部材
屋根頂上のこと雨漏りには細心の注意をします。
雨漏り対策は完璧です。
仕上がった状況