Yちゃんが昨年から一生懸命に勉強している住宅のパッシブデザイン。
パッシブデザインとは、設備等に頼らず自然エネルギー(太陽光や風)をうまく取り入れて
自然な心地よさと省エネを実現させよう!という設計技術です。
そのパッシブデザインにおいてエムズの家を造った場合、どのような効果が得られるのかを
Yちゃんがシミュレーションしてくれました。
いつも通りのエムズの断熱性能を基にしています。
黄色のラインが室温、赤のラインが外気温です。
冬の無暖房を想定。
結果、暖房なしでも10℃を下回ることはない、とのこと。
暖房なしで!!です。
次に午前6時から正午まで暖房をつけると想定。
18畳ほどの部屋に6畳用のエアコンを使用した場合です。
ちなみにこれほど室内が広くても、6畳用のエアコンで十分なんだとか。
結果、15℃を下回ることはほぼない、とのこと。
断熱性能一つで家の中の環境はとても変わります。
エムズの家は「すごーく暖かい」という訳ではありませんが「寒い」ということもありません。
これは「日本らしく、寒いときは寒いように、暑いときは暑いように」という社長の想いです。
高気密、高断熱にしようと思えばいくらでもできます。できるんです。
しかし、一年中一定の気温に守られた空間で過ごしていると、体温調節ができなくなってしまいます。
「せっかく四季ある日本に家を建てるのなら、四季を感じ、四季を楽しめる家を」という社長。
今回のシミュレーションでその想いが数値として具体化され、ますます家づくりに自信が持てました。
これからも、住まう人にとってより良い環境づくりができるよう勉強し、それをお客様に
ご提供できたらな、と思います。