お客様の声 Voice

書斎と、オーディオルームと、妻のあふれる笑顔と。
人生の喜びを全て実現した、83歳での100点満点家づくり。

インタビュー

徳島市N様邸

施工 2022年6月
構造 木造2階建
延床面積 43.5坪

N様のご紹介

長年勤めあげた会社を定年退職後、趣味の写真やオーディオ仲間との集まりなど悠々自適の生活を楽しまれているご主人、超社交的で友人とのおしゃべりが大好きな奥様、息子さんの3人暮らしのN様ご家族。これまで数十年間お住まいだった中古住宅から一念発起、初めての家づくりに挑戦されました。

N様邸インタビュー 株式会社エムズ

家づくりを決意された経緯を教えてください。

ご主人:これまでに2軒移り住んだ住まいは、いずれも中古住宅でした。それもかなり築年数が経っており、間取りも使い勝手が悪くてね。そんな矢先、家の南側に大きなマンションが建って陽が遮られてしまいました。水漏れなども重なって、新しい場所で自分たちの生活しやすい家を建てたいと思い始め土地を探していたところ、6年前に近所に理想的な土地を見つけて、やっとのことで購入しました。それが家づくりの始まりでした。

 

南東の角地。日当たり抜群で絶好の立地条件。

以前のお住まいでご不満だったところと、新居で叶えたかったことは何でしようか?

ご主人:前の住まいは鉄筋コンクリート造だったので、冬は凍える寒さで夏は暑く、住み心地は最悪でした。

エムズ:コンクリートは蓄熱しますから、暑さも寒さもため込んでしまうんですよ。

奥様:洗濯場と干し場が離れていたことも不便でした。冬は寒風吹きすさぶ中で洗濯干し作業をしていましたから、近くで干せるような空間が欲しいとずっと思っていました。それと、お友達をお招きできる場所がなかったことも不便でした。

ご主人:カミさんはおしゃべりが大好きなんですよ(笑)。たくさんの友達がひっきりなしに遊びに来るんだけれど、みんなが集まれるスペースがない。だから、カミさんに友達とおしゃべりを楽しめる快適な空間を作って、この先もずっと元気でいてもらいたかったんです。おしゃべりは元気の素ですからね。

奥様:私の出身はこの近所だから、昔からの友達がたくさんおるんですよ。しょっちゅうどこかで集まっています。

ご主人:私の希望は、自分の部屋が二つ欲しい、とだけ。ひとつはオーディオルーム。自慢のステレオと、膨大なLPレコードやCDを並べておける収納場所が欲しかったんです。もうひとつは書斎。本を買うのが好きで蔵書があふれかえって、以前の家では足の踏み場もないほど詰め込んでいました。

 

ご主人念願のオーディオルーム。引っ越し前。

引っ越し後。 自慢の大型スピーカーはこれから運び込む予定。スピーカーからの音が濁らないよう振動を抑えるために、キャビネットを補強しています。

愛蔵書の収納や趣味のカメラの編集作業等を行う書斎。引っ越し前。

N様邸インタビュー 株式会社エムズ

引っ越し後。「ここに納まりきらない本は廊下の収納にとりあえず入れてあります」とご主人。 所蔵カメラも多くレンズの置き場にも困っていましたが、これだけの収納があるのでスッキリ片付いていました。

エムズで建てようと決めたきっかけは何だったのでしょうか?

ご主人:もう15~6年ほど前になりますが、前の家でエムズさんに水回りのリフォームをしてもらったことがありました。そのときの良心的な仕事ぶりが記憶にあったので、真先にエムズさんに白羽の矢を立てました。

奥様:リフォームしたときも主人が、「(近所の)清水寺(せいすいじ)さんの仕事を請け負う会社だから、きっと几帳面だろう」って話していたんです。

ご主人:そこで、エムズさんが建てた家の「完成見学会」に出向いて何軒か見せてもらって、これはなかなかよろしいな、と。他は考えませんでしたね。一度冷やかしでハウスメーカーの展示場にどんなもんかな、と見に行きましたが「ああ、こんなもんか」と(笑)。

 

N様邸インタビュー 株式会社エムズ

温和で博識なご主人。

 

 

エムズの家のどういうところが魅力でしたか?

ご主人:全体的なセンスの良さ。それと、木の家のぬくもりがいいなと。エムズさんの「木の家」の性能は「エムズ新聞」で拝見し、施工例を見に行って実感・納得しました。お宅に入ったときに、ふっと木の香りがしたのがよかったですね。我が家でもお客さんに「木のいい香りがしますね」と言われますよ。

エムズ:以前エムズで新築されたお施主様から「12年たった今でも、お客様が来ると一歩入るなり「木のいい匂いがしますね」って言ってくれるんですよ」とお聞きしました。

 

東南側の大きな掃き出し窓からたっぷりと陽が入り一日中明るいリビングとダイニングキッチン。間の扉は大きく開放できるので広々とした一続きの大空間に。お客様がみえたときは間を閉めてプライベートを見せずにおくことができます。

新築されることへの周りからの反応はいかがでしたか?

ご主人:「エムズさん、(価格が)高いんやないか?」と言う方もいましたよ(笑)。しかし、モノの高い、安いを何で決めるのか、と私は思いますね。値打ちのあるものにはそれだけの価格があるのは当たり前じゃないか、とね。

奥様:実は、エムズさんご指名で家を建てた友達が私のまわりに結構いるんですよ。口コミで評判が広まったんでしょうね。

家づくりのプロセスと、特にこだわった点を教えて下さい。

ご主人:打ち合わせを開始して間もなく、図面を見せてもらいました。素人の私たちには図面だけではよくわかりませんが、エムズさんは3Dの図面を起こして立体的に見せてくださったので具体的で細かいところも実によくわかりました。

奥様:私は特にこだわりというのもなくて、社長さんに部屋の数だけお願いしてあとは全部お任せでした。

ご主人:全部信用してお任せできる安心感がありましたね。当初は畳の部屋も考えたけれど、高齢になって足腰も弱ってきたので全て洋室にしてもらいました。キッチンやお風呂などは各メーカーのショールームへ連れて行ってもらい、その場で見ながら決めたからよかったね。内装は夫婦でお互いに擦り合わせて決めましたが、ほとんどはエムズさんにお任せしました。

奥様:出来上がってみたら素敵だなぁ、と感心しました。

エムズ:全てお任せいただくというのは、こちらもやりがいがある一方、緊張します。お二人がお互いを尊重し合って家づくりをされているご様子に、私たちも感動しました。

実際にN様にご覧いただいた3Dパース。

階段下を利用した坪庭風の空間。隣家との間を縦板で目隠ししました。

まるで絵画。

 

新居で気に入っているところはどこですか?

ご主人:東側の板の塀の色がいいね。あと、モダンな内装。特にリビングの天井の仕舞い方がしゃれていて気に入っています。

奥様:気に入っているのは、トイレとお風呂。ドライブに行っても、近所の実家に帰っても自宅のトイレに行きたくて我慢してしまうくらい(笑)

落ち着いたダークグレーの外壁に木の塀のコントラストが印象的な外観。

「ツートンの天井のしまいかたがしゃれている」とご主人お気にいりのリビング天井は、和紙と杉板使いがモダンな表情を見せています。「内装や照明などは全てエムズさん任せでしたが全て言うことありません」。

落ち着いた色調でまとめられたトイレはご夫婦のお気に入り。もっともプライベートな空間だからこそ快適に。

 

フルシーズンを過ごしてみての住み心地や生活の変化を教えてください。

ご主人:100点満点です!以前と比べても格段の差。あのまま住み心地の悪い家で住み続けることを思うと、この家を建てて本当によかったし、ここに住んで幸せを実感しました。冬も暖房器具ひとつで気持ち良く過ごせましたね。それによく眠れるし、寝つきがよくなりました。

奥様:本当に家の中はどこもあったかいですね。それに、動線がよくなったのでお洗濯がずいぶん楽になりました。部屋干ししてもあっという間に乾くし、嫌な臭いもしません。

エムズ:エムズの家は壁からかすかに空気の移動がありますので、家中を閉めきっていてもきれいな空気が常に行き来していますから洗濯物も臭くならないんです。また花粉や黄砂のシーズンには窓を閉め切ることが多くなりますが、家の空気はいつもきれいです。

奥様:お風呂に入るのにも寒いと思わなくなりましたね。

ご主人:昔の風呂は追い炊きしないとすぐに冷えてしまうので、まるで「カラスの行水」でした。でも今は追い炊き不要でぽかぽか温まるし、広くゆったりとしていて最高。長風呂になりました。

エムズ:お風呂から出たら戸をあけっぱなしにしておいてください。外の窓は閉めて、洗面所との間の扉は開けっ放しにすると湿気が家全体に逃げてお風呂も乾きやすくカビも生えにくいんです。普通、ユニットバスを使用後は扉を閉めて機械換気をするように言われますが、エムズの家は全部開けた方がカビも生えにくいし湿気もこもらないんですよ。夏も冬も1年中開けっ放しにしていただいて大丈夫です。

杉板天井の木の香る寝室で快眠。スッキリ起きれるそう。

脱衣室(洗濯機)からキッチンを通って洗濯物が干せるウッドデッキまで一直線。

工事中に印象的だったことはありますか?

ご主人:地鎮祭や上棟式は初めての経験でしたが、実に厳粛な気持ちになりましたね。改めて、ここの土地に住まわせてもらうというありがたい気持ちが沸いてきました。棟梁は細かいところもきっちりと黙々と仕事をしてくれる方でした。特に階段の手すりの手触りの滑らかさや、階段滑り止めなどの細やかな仕事ぶりには感心しました。

人生初の地鎮祭、厳粛な気持ちで臨まれました。

上棟式では棟納めをしていただきました。

棟梁が心を込めて磨いて仕上げる手摺は滑らかですべすべの手触り。

新しい住まいで、これからしてみたいことは何ですか?

ご主人:オーディオ倶楽部の仲間を家に招待して、自慢のオーディオを見せていろいろしゃべりたいですね!

 奥様:私もどんどんお友達を呼んでおしゃべりを楽しみたい!家を建てるって言ったときは周りの人たちに「なんでこのトシで建てるん?ようがんばるな」と言われたけど、今はうちに来た人皆から「ええなぁ~」ってうらやましがられるんよ。(笑)

ご主人:家を建てたとき私は83歳、今年で85歳になります。「たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える」と、ルター(ドイツの宗教改革者)は言ったそうですが、「この年になっても、私は家を建てます」と私は宣言します(笑)。人生は希望があるからそれに向かって頑張れるし、元気でいられるのではないでしょうか。

 

眉山が一望できる広々としたウッドデッキ。「ここからお花見ができるんですよ」とご主人もにっこり。

取材で発見!

なんと、N様はご兄弟そろって「瑞宝章」受勲者。新居のリビングではお二人の賞状と勲章が居心地よく燦然と輝いていました。