お客様の声 Voice

お気に入りは「温度が一定な室内環境」
くつろぎのひとときを心から楽しめる家

インタビュー

徳島市N様邸

施工 2019年8月
構造 木造2階建て

N様のご紹介

2018年秋にアメリカから帰国されたN様ご夫妻と愛犬のGOROちゃん。
長い海外生活を経て、奥様の地元で家を建てることになり、
ご縁あってエムズを選んでいただきました。
研究者のご主人とライターの奥様。
それぞれのこだわり目線での家づくりがスタートしました。

 

お引き渡しから半年、呼吸する家での暮らしはいかがですか?

奥様
前の家は暑い、寒い、ジメジメする・・・
ご主人
この家は朝起きた時から夜寝るまで温度が一定ですね。
エムズ
初めての冬はいかがでしたか?
ご主人
すごく暖かかったですよ。
奥様
前の家では各部屋のエアコンをつけてたんですよ。それでも寒くて、廊下に出るときは息を止めて(笑)エアコンつけて、ホットカーペットつけて、ファンヒーターつけて。
ご主人
気密性もいい。以前、カリフォルニアに住んでいた時の家はあまり気密性が良くなくて、風が吹き込んでくるし、シカゴの家は気密性は良かったけど気密性が良ければいいってものではない。この家は気密性が良いんだけど、ただ閉じ込めているだけではない上に、家の内外を空気が循環している所が気に入っています。
奥様
この冬はリビングのエアコン1台で大体いけましたね。主人が自室で仕事をするときに「寒い」ってエアコンつけてたけど、真冬にTシャツ1枚なんでね(笑)アメリカの家はセントラルヒーティングでどの部屋も割と温度が一定だったけど、それも良し悪しで。
ご主人
この家の良さは、きっと夏にも分かると思う。
エムズ
梅雨時分も快適にお過ごしいただけると思いますよ。
奥様
去年の今頃、この場所には何もなかったのに、今はこうして家が建っている・・・本当に感謝ですね。
エムズ
こちらこそ、ありがとうございます。

 

お二人の想いがたくさん詰まった「呼吸する家」。「家を建ててから、あんまり外出しなくなったんですよ」と奥様。それくらい家の居心地がいいそうです。

 

エムズを選んだ決め手は何ですか?

ご主人
僕は何も分からなかったから、彼女が。
奥様
父の紹介ですね。エムズさんには以前、母屋の修繕や隣地の駐車場工事をお願いして、その時の対応の良さに父も全幅の信頼を寄せていました。帰国後、実家で父と同居していましたが、すでに自分の部屋もなく落ち着かなかったので早く自分達の家を建てたかったんです。そのためにも安心してお任せできる会社であることが一番重要でした。
地震に備えて木造か鉄骨か、耐震や免震についても調べたけど、さほど違いがないことがわかって、だったらあまり工法にこだわらず、長く住める家がいいな、と。私達は家で仕事する事が多いので、家での時間を快適に過ごしたい、そのためには家の性能が良いことが一番大切かなと思ったんです。
それに主人はとても慎重派なんですけど、その主人が「エムズさんなら大丈夫だ」って言ったんですよ。だからエムズさんに決めたっていうのもあって。 どんなに性能のいい家を建ててくれても信頼が揺らぐような対応や仕事ぶりではだめですよね。聞いたことに対して、ちゃんとした説明で対処してくれるっていうのが分かっていたから、エムズさんを選んだんだよね。
ご主人
うん。それから、なんといっても一番ほれ込んだのは「呼吸する家」の仕組み。これは画期的で本当に素晴らしい!ちょうど家を建ようって考えてる頃、社長がドイツに研修に行ってたこともきっかけになったよね。
奥様
そう!それにも何か縁を感じました(※ご主人はドイツ出身)。忙しい中でも、こうやって社長自らが新しい知識を吸収する努力をされているところに、エムズさんの社風を感じることができました。9月に帰国したんですが10月には家を建てる話を進めていました!
エムズ
すごい(笑)

 

ご主人のお気に入り「呼吸する家」の仕組み解説図

 

家づくりにあたって、こだわった点・絶対に取り入れたかった点はありましたか?

奥様
私達が家づくりで実現したかった点は、災害に強く頑丈であること、空気がきれいなこと、自然の明るさに溢れていること、自然素材であること、(間取りが)洋プランでありながら、どこか懐かしい和の要素や雰囲気を持ち合わせていること、動線がいいこと、内と外が上手くつながりを持ちつつ庭の借景を楽しめること、家族や友人が集える工夫があること、でした。
ご主人
僕は温度がいつも一定であることと、頭がぶつからないこと。日本の家は天井が低いので。
エムズ
建具を通常より高くしましたよね。
奥様
窮屈に感じない広さと高さにもこだわりましたね。
ご主人
あとは芝生の庭にしたい。日本は芝生の庭をあまり見かけないですよね。

 

後日、ご主人念願の芝生の庭が完成しました。毎日たっぷりの水と愛情を注いでおられるようです。

悩んだ点はありましたか?

奥様
細かいことでいうと、雨戸を付けるかどうかを悩みましたね。台風で何かが飛んできて割れたりとかしたら怖いし。だけど最近は窓自体の性能も上がってるし、庇をつけてもらったことで安心して雨戸はやめました。

 

安心材料となった庇。風雨から窓や外壁を守ったり、直射日光を和らげる役目があります。

エムズとの思い出や楽しかった事、嬉しかった事はありますか?

ご主人
家が建っていく様子や棟梁達のすごく丁寧な仕事ぶりを毎日見れてラッキーでした。プロフェッショナルの仕事を見るのが好きだから、それがいい思い出。
奥様
定点観測してたもんね(笑)嫌な思いしたことなかったよね。
ご主人
皆さんとても親切で信頼できました。
一番ありがたかったのは、社長が何時間にも及ぶ打合わせにも嫌な顔一つせず、辛抱強く対応してくださったことです。 
奥様
あと、打合わせ中に「こうしたい」って相談したり、「どうしよう」って悩んだりするでしょ?すると社長が絵を描いてくれて、それがすごく分かり易かった!口で言われても正直分からないんですよね。イメージできない。だけどそんな時にパパッと絵にしてもらえるとイメージしやすい。そしておススメしないことは「おススメしません」ってキッパリ言ってくれる。そんな信頼はありましたね。あんまり変なことススメない(笑)とても正直ですよね。
ご主人
僕もそう思うよ。

 

N様には上棟式の際にお餅投げもしていただき、お二人にとっても、エムズにとってもいい思い出になりました。

印象に残っているスタッフや職人さんはいますか?

ご主人
素早く丁寧な仕事ぶりの棟梁。あと玄関の石をしてくれた職人さん。
奥様
私は現場の皆さんです。特に棟梁は本当に人柄が素晴らしい方で、こちらの細かな質問にもすぐに応じてくださるし、いつも穏やかな笑顔で対応してくださるし、この方にお願いできて良かった、絶対にいい家になる、と日々感じていました。また、一日の終わりには現場がとてもきれいに片付けられているのも印象的でしたね。
ご主人
あ、それから幸津さんが毎日進捗状況を撮影してメールしてくれたのはとてもありがたかったです!
エムズ
ありがとうございます。アフターフォローにも務めさせていただきますのでご安心ください。

 

お二人が全幅の信頼を寄せている東野棟梁。

「お施主様とエムズが一緒に家づくりをしているという雰囲気を味わっていただきたくて、毎日メールをしています」と話す幸津監督。

 

 

今後、家づくりを考えている方々へのアドバイスはありますか?

奥様
家づくりを考えた時、私はまず真っ白な紙に思い描く理想の生活シーンを書き出していったんです。庭でバーベキューする、家庭菜園で真っ赤なトマトを作る、みんなで集まって音楽をする、そういう「こんな暮らしがしたい」っていうことを最初に決めて、紙に書き出していった。主人は逆で、理想の間取りを紙に書いてました。だけどそういうことをすると設計士さんの想像力を固定してしまうから、私は「したい暮らし」を書いて、設計士さんにお渡ししたんです。
エムズ
それはすごくいいですね!
奥様
それから目先の生活だけでなくて、数十年先の生活を見据えておくことも大切だと思います。
ご主人
みんな性格もこだわりも違うので一概には言えませんが「何を生活の中で大切にしたいか」ですよね。「何がしたいか、何が欲しいか、何が譲れないか」という明確なプランをはっきりしておくことが大切だと思います。例えば自分の場合、浴室は絶対2階にしたかった。この「譲れない部分」を曖昧にしておくと後から「こんなはずじゃなかった」ってなる。「これでいっか」って妥協すると後悔する。
奥様
だから、それで最初はエムズさんにご迷惑をお掛けしました(笑)
ご主人
家を一件建てるって本当に難しいですね。まして異国で建てるわけですから。
奥様
私は「暮らしながら改善していけばいい」という考えだけど、主人はそうじゃないからね。
あとは気持ちよく家づくりができるパートナーを選ぶこと。エムズさんなら必ず満足できるっていう確信がありました。
エムズ
光栄です!

 

壁・天井は珪藻土や和紙クロス、床は無垢の西南桜。ここで奥様の思い描く「したい暮らし」が叶いますように。お二人が末永く幸せに、そして健康に暮らしていけますように。

お家の中をちょっと見せていただきました❤

玄関の「人造石洗い出し仕上げ」はお気に入りポイントのひとつ。 「滑りにくいし、汚れが目立たなくていいんですよ」

壁に飾られた一輪挿しは「壁を護るため」。「花が飾ってあると、人って心理的に避けて不用意に触らないんです」と奥様。ナイスなライフハックです!

階段下はGOROちゃんの指定席。くつろぎの場。

「この机の形状がお気に入り!足が伸ばせていい」とご主人。 足の長いご主人にジャストサイズ。

阿波踊りを嗜むお二人。ご主人は有名連所属.。

リビングで一際目を引く絵画。これはハリケーンチャリティーで購入したものだそう。珪藻土の白い壁に映えて、 見ているだけで力が湧いてきそうです。

社長の絵を発見。「前の家を社長が描いてくれたんよ~」