「幸せになる家」
11年ほど前、私は体調を崩し失意の底にありました。そこで心機一転するためにエムズさんに家を建てて貰うことになりました。計画が進み外壁の仕様やクロスの種類などを打合せしていた頃、体調に異変があり、待望の第2子をめでたく妊娠できました。新居の完成直後に生まれた次女も現在は小4、月日の経つのは早いものです。
私たちが「住む家」に期待するものは、なんといっても家族が健康で明るく楽しく暮らせる家ということだと思っています。夫は出世し、子供達はよく勉強する……その点からすると、エムズさんに建てて貰った我が家は、本当に大成功でした。
3年前にはこれまた「待望の男の子」にも恵まれ、5人家族の大所帯となりましたが、毎日笑い声の絶えない楽しい家庭となっています。夫は地元テレビ局の夕方のニュース番組に時々コメンテーターとして出演するようになり、中2の長女は県立中学に入学以来ほぼ1位の成績を維持しています。次女もよく勉強し、3歳の長男は大変活発です。
最近の学説によれば「心とは内面から浮かび上がってくるものではなく、周囲の環境に大きく左右される」とのことです。ニューヨークの地下鉄の犯罪が激減したのは、マメに落書きを消して環境維持に努めた成果だとか。良い家に住むと、住んでいる人間の心も整えられ、自然に良い成果に結びつくのではないかと思います。
何年か前、地震対策に天井までの高さの造り付け本棚を設置してもらったことがあります。その家具職人さんに「奥さん、この家はまっすぐに建っていますね」と大変感心されたことがありました。「えっ、家って普通まっすぐ建っているのではないですか?」と聞き返すと「いえ、まっすぐに建っている家は少ないですよ。だから、我々家具職人は苦労するんです」と言われてさらに驚いたことがあります。
そういえば、エアコンを設置してくれた業者にも「この家の壁は、ものすごくしっかり造られていますね」と褒められたこともありました。
そういう訳で、エムズさん、いつもありがとう。本当に良い家に住まわせて貰って、日々感謝していますよ。