エムズ通信 Aimss Journal

木の家をいつまでも長持ちさせるために

家づくりのこと

こんにちは!スタッフの桑村です。

先日、新築の定期点検に行ってきました。

床下や小屋裏の点検、建具のチェック等、いくつもの項目に沿って点検。

異常なしにホッと一安心です。

エムズでは新築のアフターメンテナンスとして1か月、3ヵ月、6ヵ月、1年、2年、3年・・・と

お施主様のご希望に応じて定期点検を行っています。

「正しいつくり方、正しいメンテナンス」を行えば、おうちはいつまでも長持ちします。

長期優良住宅に至っては耐用年数が75年~100年ともいわれています。

せっかく建てた夢のマイホーム、いつまでも長持ちして欲しい!!

 

では「正しいメンテナンス」とは??

①長期的なメンテナンス計画を立てる

分譲マンションや賃貸住宅と違い、戸建ては家主がメンテナンス計画を立てていく必要があります

外壁塗装は大体10年ごと、屋根塗装は10~20年ごと、屋根葺替えは30年ごと、クロス張替えは

10年ごと・・・と築10年目辺りから色んなメンテナンスの計画をしておけば安心です。

 

②定期的なメンテナンスを行う

身体と一緒で建物の異常も早期発見・早期治療が大切です。

明らかな異常が見られなくても、定期的に点検するべし。

以前、あるお客様からいただいた言葉。

家の不具合も川の流れと一緒ですね。川の水も源流近くの細い流れであれば手のひらで

せき止めることができるけれど、下流にいくほど抑えることができなくなってくる

・・・深いです。まさにその通りです。

 

エムズでは定期点検ご案内時にこんな一覧表をお付けしています。

なかなか表の通りにはいかなくても「正しいメンテナンス」への第一歩として、参考にしていただけ

ればいいなと思い、お渡ししています。

 

③湿気をこもらせない

床下に湿気がこもると木材が腐りやすくなり、劣化を早めてしまします。

エムズでは基礎と土台の間に基礎パッキンを設けて通気を確保しています。

壁の中にも通気層を設けて、湿気がこもったり結露が発生しないようにしています。

 

 

④害虫の発生を予防する

これは③の湿気に関連しますが、床下に湿気がこもると、湿気大好きなシロアリやムカデ、

ダニなどの害虫がやってきて、床下の木材や柱に住み着き、おうちの寿命を縮めます。

床下やおうちの周りの風通しをよくしたり、おうちの周りに廃材などを放置しないこと。

基本的な事ですが大切です。

そしてシロアリを見つけたら早めに駆除業者に依頼しましょう!!

 

⑤雨漏りは絶対に放置しない

雨漏りを放置すると壁の中の木材が腐ったり、

 

断熱材にカビが生えたり

クロスが剥がれたり、カビが生えたりします。

おうちの耐久性は落ち、カビによる健康被害も招きます。

なので雨漏り放置はダメ。ゼッタイ。

 

以上、「正しいつくり方、正しいメンテナンス」でした。

あとは日頃のお掃除をこまめに。

木の家は基本的に乾拭きと掃除機がけでOKです。

水拭きが必要な時はかたく絞ってから。拭いた後はしっかり乾燥させてくださいね。

アルカリ性の洗剤は絶対に使用不可です。

ちなみにお掃除アイテムとして人気の重曹はアルカリ性です。

重曹を無垢材に使うと黒く変色します。悲しい色になります。辛くなります。

無垢以外のお掃除には万能なんですけどね。

そして半年~1年ごとにワックスがけをすれば、いつまでもおうちをキレイに保てます。

 

おうちは、そこに住む人を雨や風、ホコリ、紫外線、外気などの外の環境から守ってくれます。

そこから受けるダメージはいかばかりでしょうか。

労いと愛着を持って「正しいメンテナンス」をしてあげてくださいね。

「正しいつくり方」はエムズにお任せください(^^)

 

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