こんにちは!スタッフの桑村です。
新年度が始まりましたね。
気持ちも新たに、令和3年度も地域の皆様のお役に立てるよう頑張ります!(^^)!
さて、最近目にしたこの記事。
政府の地震調査委員会から、今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率を示した最新の
予測地図が公表されました。
徳島市・高知市では75%!!!
今日かもしれないし、明日かもしれない、10年後かもしれないし、30年以上後かもしれない。
いつ起こってもおかしくない地震に備え、家族を守る家づくりをすることが重要だと改めて
思います。
では、地震に備えた家づくりって具体的にどうすればいいのでしょう??
一番わかりやすい指標が「耐震等級」です。
耐震等級とは「住宅の品質確保の促進などに関する法律」に沿って定められた、住宅の耐震性能を
示す指標の1つ。
要するに「地震が起きたときにどのくらい建物が耐えられるか」という強度を示したものです。
耐震等級は1等級、2等級、3等級の3つにランク分けられています。
◎耐震等級1◎
建築基準法に則って、備わっているべき最低限の耐震性能を満たしている建物を示すもので
震度5では建物の損傷が見られず、震度6~7の地震で倒壊・崩壊しない。
◎耐震等級2◎
耐震等級1で想定している1.25倍の地震が起きても損傷・倒壊・崩壊しない。
「長期優良住宅」に認定されるためには、耐震等級2以上が必要です。
◎耐震等級3◎
耐震等級1で想定している1.5倍の地震が起きても損傷・倒壊・崩壊しない。
防災拠点となる警察署や消防署がこれに当たります。
耐震等級2と3は、住宅性能評価機関という専門機関に認定してもらう必要があります。
耐震等級が高いほど、倒壊・崩壊する可能性が低く、より安心なんですね。
ちなみにエムズの家は耐震等級3を標準としています。
耐震等級3は安心して住めるだけでなく、地震保険の割引率が高くなります。なんと50%OFF!
(耐震等級2では30%、耐震等級1では10%の割引です)
そして「上質な住宅用家屋」という住宅名称が付き、贈与税の非課税枠の拡大や、住宅ローンの
金利が優遇され、何より資産価値が上がります。
ところで、耐震等級2の紹介時に「長期優良住宅」という言葉が出てきました。
長期優良住宅とは「将来に渡り長く住み続けられると国から認められた住宅」のこと。
国が定めた基準(長期に使用するための構造及び設備を所有していること・居住環境などへの
配慮を行っていること・一定面積以上の住戸面積を有していること・維持保全の期間、方法を
定めていること)をクリアすると、長期優良住宅の認定を受けることができ、税制面などの
優遇措置を受けることができます。
エムズでは耐震等級3だけでなく、長期優良住宅の認定も併せて取得しています。
「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」をいう国の方針に沿って、
自然災害に負けない、何世代にも渡って長く快適に、そして安心安全に暮らせる家を提供して
います。
ストック型社会の一員として、限りある資源を大切に。
それがつくり手であるエムズの願いです。
耐震等級や長期優良住宅について、もっと知りたいという方、
エムズの家づくり勉強会は随時開催しております。ぜひお越しください♪