十郎兵衛屋敷にて人形浄瑠璃を見てきました。
長野様が”大夫”を演じています。
習い始めて1年と言いますが堂々とした語りです。
二十何年ぶりに浄瑠璃を見ましたが代表作の「巡礼歌の段」、“ととさんの名は・・”
を聞くほどに目頭が熱くなります。
長野様の大夫の語りに感激でした。
三味線は無形文化財、竹本友和嘉さん。
長野様は今から30年かけて芸を磨いていくと言われます。
その志に敬意を表します。
長野様のご主人ペドロさんです。
「巡礼歌の段」の後があると聞きました。
「十郎兵衛内の段」
お鶴が母と別れたあと次は父親の十郎兵衛と会う話へと続いていくと言います。
金策に行き詰っていた十郎兵衛はわが子とも知らず、金ほしさに(我が子)お鶴に
手をかけ殺してしまう。
・・・・・子が哀れ、父も哀れ・・