石井房恵先生をお招きして「お茶席でのマナーについて」や「きんとんの作り方」を教えて
いただきました。

茶道は「人に対する思いやりを伝えるもの」だそうです。
そして作法は、その相手に対する心遣いから生まれたものなんだとか。
なぜお茶室の入り口が狭いのかご存知ですか?
身分の高い・低い関係なしに、頭を下げてお茶室に入る為だそうです。
元来、お茶室とは謙虚な気持ちで入り、身分同等に本音を語り合う場だったそうです。
「茶道」と聞いただけで、「難しそう!」と身構えてしまいますが「招かれた側は、招いた側の
心をどう感じ、どう応えるのか」が大切で「招いた側の心に、心から応えれば良い」のだそうです。
そして「季節を感じること」。これも大切なことだそうです。
ありがたいことに日本には四季があります。移ろう季節をもっと肌で感じ、心で感じていければ・・・
と改めて思いました。
さてさて、話は戻って、待ちに待った和菓子作り。
材料はこちら。

先生の丁寧なご指導の下、進んでいきます。

みなさん真剣!
練ったり、裏漉ししたり・・・



和菓子は相手のことと思い浮かべながら、全て手で作るのが基本だそうです。


作品名は『岩根ツツジ』。

今回教わったのは基本中の基本なので、季節によってきんとんの色を変えて楽しんでください、
とのことでした。
菜の花や紫陽花に応用できるそうです。
完成品は先生に点てていただいたお抹茶と一緒に。


和菓子好きの社長も太鼓判の美味しさでした。

知らないこと知るって本当に楽しい!!
エムズとしても、とても有意義な時間を過ごさせていただくことができました。
石井先生、貴重なお時間を割いてくださいまして、誠にありがとうございました。